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【気ままな読書日記】『ブラック・ウォリアーズ オスマン帝国騎兵団』(2018.トルコ)

【おしらせ】この投稿を最後にしばらく更新停止いたします。

1.カラーの動画でオスマン帝国を見てみたい!!
2.オスマン帝国騎兵団の戦いっぷりとは!?

という興味のみでレンタルしてみた映画。
トルコの映画なんてはじめてだ。わくわく。・・・・と、コーヒー片手に鑑賞をスタートしたのですが。

まず、オスマン帝国がひとつも出てこない。都はおろか街並みすらみることができなかった(悲)
でもって騎兵団は8人ぽっち!
・・・・いや、この言い方は正しくないな。『デリラ』という精鋭部隊がヴラド公の大軍に挑んで勝利した!というのが正しいニュアンスだ(たぶん)。

*****

ラスト、デリラvsヴラド軍の乱戦の中、なぜかヴラド公がたったひとりで最前線に現れるという不思議が発生。丸腰ではないものの、馬なし、護衛なし。罠かとも思ったが、どうも違う。
ヴラド公はあっというまにデリラの大将にみつかり、一騎打ちがはじまった。

私はこの状況にモーレツに混乱。
なぜだっ、まさかここで死ぬの!? 史実はどーなってんだっ。

・・・・・とWikipediaでヴラドの生涯を検索している間に、彼は重傷を負わされ膝から崩れ落ちていた。
ほどなく悪(ヴラド)は成敗され、デリラが勝利する。
実はこの時になって、デリラ以外にも複数の兵士たちが参戦していたっぽいことが判明するのだが、いったいどの時点で他チームと連携をとったのか。あの牧師さんと会った時??
たぶん私、ものすご色々見落としてます(^^ゞ

そして、命を落とした仲間の遺体を掲げて葬列を組むシーン。

悪しき権力を滅ぼし、再び山頂へと帰っていく者
世界を揺るがすにもかかわらず、墓石も建てられずに孤独に葬られる者
他者の命を救うために自ら死に向かう者
先頭を切って行き、二度と帰らぬ者
人は彼らをデリラと呼ぶ
俺が戦場に果てたら石に刻ませよ いかなる運命も受け入れる
WHOOOO デリラ
彼らの正体を誰も知ることはないだろう

ナレーション

ダメだ、集中できないっ。


序盤のこちらのセリフも気になったモノのひとつ。

ゴクルト、なぜ母国と言うかわかるか?
母は決して我が子を見捨てないからだ。そなたらは国の子であり、民にとっては国の使者。国はそなたらを見捨てない。そなたらは母の心で国民を守らねばならぬ。勅令は下された。

さあ戦ってこい!!
・・・と言ってシャーマン風の人がデリラを送り出すシーン。

これ、ひどくない??

*****

全体的に詩的なセリフやナレーションが多かった印象。
『イラク水滸伝』タカーノ先生が「アラブの人は詩が大好き」って言ってたが、トルコもそうなのだろーか。


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