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保護活動を見て思うこと、考えること。伝えたいこと。

こんにちは!くま子です。

今回は私が関わっている保護団体さんの活動を見て私が感じていること、麻痺してしまっていることを書きたいと思います。

失礼を承知で言います。
まず保護活動をしている方はユニークな人が多いと思います笑  

みなさん優しい心を持っていて、動物を助けたいという気持ちは一緒ですが、たまに揉めてしまうこともあったりして汗汗滝汗💦

おそらく保護へのやり方や価値観が違うことで、起こってしまうのかな、、
カップルが別れるのにありがちなあの理由、

方向性の違い
というやつですかね。笑
普通に生活していてもありますから、
これはもう仕方ない!!笑

いろいろな病院や状況で避妊去勢の手術、その他の必要な医療活動をしていますが、
あそこの団体とは付き合うなと言われたこともあったりなかったり、あったりします。笑

まずは、目の前にいる動物の命が第一ですが、
お願いーーみんな少しだけ仲良くしてーーーーぴえん🥺🥺とこっそり思っています・・・!!!


そして皆様の保護犬、保護猫のイメージはなんでしょうか?

某テレビ番組ではボロボロのわんちゃんがたくさん出ていて
本当かよ、お涙頂戴なんじゃないかと疑っちゃいますよね。

あまりにも普段の生活の現実とかけ離れているので、そう思ってしまうのもわからなくはないです。

どこまでオーバーに映しているのかわかりませんが、ほとんどは本当だと思っていただいて大丈夫です。

もちろん全ての子がボロボロではありませんが、保護されるのが遅れるとガリガリの子、皮膚病のこ、たこや床ずれがあるこをよく目にします。


私は保護団体のシェルターに出入りしているのでレスキューされたばかりの子を診る機会があります。

あまりにも健康体とはかけ離れた姿に、本当に悲しくなります。そして心から保護されてよかった。

これからのびのびと幸せになって欲しいと思います。
いや〜本当に助けられてよかった....!
(獣医でよかった!!!)

そんな私が感覚がおかしいかな、と思うのですが
それは見た目が汚くて、皮膚病、外耳炎あって当たり前ということです。

変ですよね?
逆に健康な子が保護されると、この子は本当に健康なのかと疑ってしまいます。

耳ダニや寄生虫感染は治療をしても中々落ちきれない、または再びかかる。
それが日常になってしまって、完全に麻痺しています。

ああ、このこ耳ダニだけしか異常ない。
よかったねーくらいにまで思ってしまいます(本当は良くないのですが治療で治る病気なので、)

これは私の感覚が麻痺したせいなのかもしれません。

里親さんが決まってトライヤル(お試し期間)で送り出した子が、

「このこ寄生虫がいました!返します!」

とクレームをつけられることもあるそうです。ガーン!
たまたま下痢の症状などがなくて見つからなかったのかなー
でもきっちり治療をすれば完治、寛解することもあります。

もちろん、シェルターにいる間に病気が発覚し、それを踏まえた上で里親さんになってくれる方もいます。

でも保護犬猫を家族に迎え入れるということは、何かしらの病気が潜んでるいる可能性はある程度覚悟はして欲しいですし、なにより
一度、人間に不幸にされている子たちです。

性格も子犬、明るく!元気!みたいな子ももちろんいますが、ペットショップの子たちのように、いくか!というとそうは問屋が卸さねぇぜ。みたいな子ももちろんいます笑

その子が、いったいどこにいて、どういった背景で今ここにきているのか、理解いただけると嬉しいですし、その子も幸せです。

まぁ、その子それぞれです★
トライアル期間にそれも含めて考えてくださいね!

保護団体はペットショップより安く犬猫が手に入る場所ではない!

悪気がなくただ知らないだけ。そういう人も多いと思います。

保護団体に保護される子は問題があるからペットショップにも行けず、保護されるのです。

もしくは飼い主の勝手な都合で捨てられてしまい、保健所経由で保護されます。
犬なんかは、飼い主が保健所持ち込みが多いですよね。

なので病気を受け入れろというよりは、それも覚悟のうえで里親さんになって欲しいと思います。


少しでもこの記事を読んで、知って理解していただけたら嬉しいです。


どんなにボロボロでも、どんなに歳を取ってても、愛されて幸せになる権利はあります!

そして子犬だけではなく、成犬、老犬も可愛いもんですよ!

全ての動物に幸あれ!!!



#保護犬 #保護猫 #愛護 #里親

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