しろくま小屋の大きなつぶやき-01

まちづくりという言葉あんまり使いたくないんだけど、しっくりくる言葉を見つけたよ 編

こんにちは。 関目 峻行(@shirokumahut)です。

ここ数ヶ月、初めてお会いする人、名刺交換をするタイミングなどなど、僕自身が何者で何をしているのかを簡単に説明するのが難しいなと毎回違う話をしてしまっていることが、ある意味悩みでした。

というのも、"まち"に関わる仕事とか、内装デザインとか、デザイナーとか、それだけじゃないんだよなという領域で括ると自ら狭めているのがすごく嫌だなと思いながら自己紹介していました。(ごめんなさい。)


そして、個人的に"まちづくり"って言葉もあんまり使いたくないんです。
まちづくりとか、地域創生とかって正直胡散臭くないですか?
僕は、そう感じます。
だって、同じコトを見た目とか上辺だけ真似て、別な地域でやっても上手くいかないのわかるから。

その地域で、そこに関わる人と共創するから、その地域に合った場所とかコトが作られて、興味を持つ人が現れて、巻き込んで、広がっていっているから。



そうなんですよ。
僕は、「まちや人の新しい日常を作るお手伝い」をしているんです。


例えば、飲食店の内装デザインをするだとすると、
その地域に新しくレストランとかカフェのお店ができました。
お店の周辺に住んでいる人、働いている人の中からお店に通ってくれる人が出てくるかもしれない。
お店で働く人は、毎日お店に通うし、家にいるよりも長くお店にいるかもしれない。

内装のデザインをするってことは、お店のブランディングだけじゃなくて、そのお店の周辺やそこで働く人の日常が新しく変わるってことになるんです。


他には、

住宅の改修をするための内装デザインをするだとしたら?

ロゴやショップカード、チラシ、商品タグのデザインをするだとしたら?

商品パッケージのデザインをするだとしたら?

新しいビジネスの企画を作るだとしたら?

ワークショップや大学の授業でレクチャーをするだとしたら?



ぜーんぶ「まちや人の新しい日常を作るお手伝い」に当てはまる。



あー、スッキリした。
今やっとわかったけど、ふと思い返してみると、大学院の修士設計の時に答え出ていたのかもしれない。

大学で研究室に入ってから、横浜とか、気仙沼とか、新潟とか、熱海とか、色んな場所で色んな人に出会って、色んなことさせてもらって。

大学院の修士設計では、「地域コミュニティの再構成による愛着のある場所の提案」ってタイトルで、熱海の路地とその路地内の3物件を対象に、オーナーさんを含めた地域の方々に協力してもらって、ローカルメディア作ってみたり、模型を作るワークショップをやったり、鍋を一緒に食べながら考えていること聞いてもらって街の話をしたりしながら、設計した。

その時は、「ずっと使われる場所って、カッコイイとかオシャレとかの前にその場よに対して愛着が持てるかどうかでしょ!」思ってやっていたんだけど。


愛着持つって、やっぱりその人の日常に何かしらの影響をしていることだと思う。


もちろん今も、僕自身はこれまで関わったコト全部に愛着持ってますよ。
なので、内装デザインしたお店の近くに行けば寄ってみるし、SNSで何か発信されていれば見るし、話題に上がれば行ってみてとオススメするし、ふとした時には気にしてる。

理想で言えば、
デザインしました。
完成しました。
はい、お疲れ様でした。
じゃなくて、何かしら定期的にお仕事が発生して、ずっと関わっていけたら良いんだけどね。



というわけで、僕は、「まちや人の新しい日常を作るお手伝いしている人」です。


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