僕の好きな人の話
もっと一緒に楽しみたい、
もっと一緒に「幸せだね」って言いたい。
そんな人と出逢えてしまった話。
正直、ドッキリかと思った。
某ニンゲン観察バラエティの企画かと思った。
可愛く、優しく、前向きで、コロコロよく笑う。
家族仲も良くて、お友達も素敵な方しかいない。
たまたま自分の職場に来て、ほんの数日だけ
仕事の見学をしていた実習生が、今の彼女
っていう馴れ初めも
我ながらドラマチックだと思ってる。
(別で記事にしてるから詳細は割愛)
どうも彼女さん、僕と付き合うまで、
ちゃんと誰かを好きになれなかったらしい。
彼女さんをよく知るご友人もそう言っていた。
うん、なんとなく分かる。
というのも、
僕にも似たような境遇の友達がいて、
その子の持ってる雰囲気と似てる。
彼女もそう、優等生だし。
いや、でもさ…
こーんなに良い子なのに?
そんな豪華特典付き??
ますます盛大なドッキリなんじゃないか…?
彼女のお友達や周りを巻き込んだ何かの企画…?
僕に恨みのある人が僕を貶めようとしている…?
付き合って数週間は本当に、本当に考えてた。
すごいタイプな反面、怖くて踏み込めなかった。
実習で3日関わってから数ヶ月経って連絡先交換。
再会したら、すっごい可愛くて優しい方で。
4日後、長電話の末に告白して付き合えた。
初めてちゃんと好きな人と付き合ったって話、
どうやら本当らしい…。
あまりにも出来過ぎてる!
でも途中から、それを考えるのはやめた。
だって、もう僕は絶対に、
どうしようもなく彼女に恋してたし
見て見ぬ振りできるほど器用じゃないし。
『好きじゃなくてもいいしドッキリでもいいじゃん。僕はこの人が好きだから、僕のことを好きになってほしい人だから、本当に好きになってもらえばいい』
過程はどうあれ出会えた縁
袖振り合うも多生の縁
どんな因縁があろうと関係ない
僕は僕の気持ちを貫きたかった。
結局、もちろんドッキリでもなんでもない、
必然的な偶然だったわけです。
彼女は本当に色んなことに気づけて、
人の気持ちを読むのが上手い。
だからこそ愛されるし、
きっと傷つくこともあったと思う。
でも彼女はその度に上手くかわして、
何ともないように対処できてたんだと思う。
僕と出会う前から、
光輝燦然とした人生を送ってきたんだろうな。
彼女の周りの人達を見てるとよくわかる。
彼女が主役の、彼女の人生という舞台で、
これからも輝き続けるステージ上の彼女を
一番に輝かせているのが僕でありたい。
そんな欲望を叶える僕の話。
僕の大好きな漫画に、
こんな台詞が出てくる。
『虹を見つけた時、流れ星を見つけた時、
近所にお気に入りの店を見つけた時、
綺麗な夕焼けを見つけた時、
好みの音楽に出合えた時、
そんな日常の中のふとした時…
小さな幸せやラッキーに出会った時に、
真っ先にそれを教えたくなる相手は誰だ?
誰の顔が思い浮かぶ?』
自分の好きな人が分からなくなった
主人公に対して、その親友が言った、
「誰に恋をしてるのか分かる方法」
急に現実的なことを言うと、
実際は友達の顔も浮かんで出てくるだろうし、
「インスタのストーリーにあげよ〜」かもね笑
でも、それでも僕の顔が浮かんでほしい。
彼女にとってそんな人になりたいし、
そうあり続けていきたいな。
最後に、
勝手に彼女の好きなところを
少しだけ垂れ流して終わります。
(たまに、追加していきたいな)
百人百様っていう言葉があるけど、
満場一致で可愛いって言われると思う。
顔もそうだし、中身や仕草も嫌味なく可愛い。
僕よりも早く色んなことに気付けて、すぐに行動できて、要領が良くて、勤勉で、何より努力家なところ。
劣等感よりも素直な尊敬と感謝を
抱かせてくれるところ。
付き合った日、右隣を歩きながら
「口角が下がらなくなっちゃいました」
って駅から家までずっと笑ってたところ。
ご飯を美味しそう〜に食べるところ。
僕のいないところで「自慢の彼氏」って
友達と惚気話をしてくれるところ。
(その話をしてくれるところも可愛い)
プレゼントを大事に持って「幸せすぎる〜🤭」
ってニッコニコしながら倒れ込むところ。
僕の好きが押し潰されそうなくらい
好きって全身で伝えてくれるところ。
今きっとこの記事を読んで、
口角が下がらなくなってるところ。
……だといいな笑
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