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今まさに~世界の約束へ【PJさん創作大賞の応援】

ここに世界の約束という小説がある。


まるでこの中で起こっていることの出来事が、本当のことのように手に取ることができる。
丁寧に描かれる序章から、ひいおじいちゃんとのひと時の心地よさと、その香りがして、私自身もひいおじいちゃんと過ごしているかのように、実際にはそんな場面、私の記憶の中にはないのですが自分のことのように感じることができたのは、文章の書き方にあるのだろうなと思いました。

親と違って祖父母、曾祖父母とは子供にとっては友達。
友達のひいおじいちゃんとどんな物語になるのかな?なんて想像が止まらない運びなのに。そんなことって!

小学生のまだ恋を知らない恋との出会いに戸惑い、そして少しだけおませなスナーちゃんにリードされて。同じ境遇であったことから物語がどんどんと加速していく、ちいさな夏の冒険物語の様でもあります。

のぶおとひいおじいちゃん、スナーとひいおばあちゃん。

この長い年月の中で結ばれた4人の運命。運命だからきっと決まっていたこと。決まっていることだけれど、その瞬間は一生懸命に走り出す。
悲しいことも、辛いことも、でもそれもみんな「前に進む」ため。

わたしの明日もしっかりと後押ししてくれました。

わたしが好きな場面は中盤。住職とのぶおとスナーちゃんとの3人の場面。
住職はお寺のエライ人かもしれませんが、優しい心で二人と接しているところにほっこりほっこりといたしました。

これからのお盆の時期に、ちょっと考えさせられるようなPJさんの世界の約束。この何とも素敵な世界へ、ぜひみなさんにも読んでいただきたいなと思いました。

創作大賞にふさわしい大作です。

PJさんありがとうございました。

全話が収められているマガジンはこちら。


PJさん素敵な作品をありがとうございました。
最高の作品ですね!

高畠のぶおくんがつくられた楽曲、音源はどこにあるのかな?
聴いてみたいです。



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