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今年のわたしから、新しい年にいる私への伝言


noteを始めて最初の年越し。
みなさんもここでやっぱり振り返るのでしょうか?


『今日は死ぬにはもってこいの日』という本があります。


今日は死ぬのにもってこいの日だ。
生きているものすべてが、わたしと呼吸を合わせている。
すべての声が、わたしの中で合唱している。
すべての美が、わたしの目の中で休もうとしてやって来た。
あらゆる悪い考えは、わたしから立ち去っていった。
今日は死ぬのにもってこいの日だ。
わたしの土地は、わたしを静かに取り巻いている。
わたしの畑は、もう耕されることはない。
わたしの家は、笑い声に満ちている。
子どもたちは、うちに帰ってきた、
そう、今日は死ぬのにもってこいの日だ。


ネイディブアメリカンの詩です。

最初に読んだ時は、悩んでいた時期でもあって
救いを求めて手を出したと言うところです。

どんな意味だろうと思いました。
もってこいの日はどんな日なのだろう。

しかし正直、その時は深くこの詩を理解することはできませんでした。
確かに、日本人の私がネイティブアメリカンの言葉を理解することなど
できないだろうという思いもあったのかもしれません。

そのままこの本は本棚に入ったままになりました。


でも、最近、心がとても豊かな時。

「あぁ、今日死んじゃってもいいな」と思うことよくあります。

いろんなことが楽してく
大好きな人がたくさんいて
みんなが元気で
家を掃除して
とても良いお天気で

空を見上げて、そう思う。

「あの詩はこう言うことなのかな」

インディアンも、私も、地球に生きている。本でもSNSでも誰かが誰かを救っている。
知らない子供が知らない人に挨拶する姿に安らぎを感じるように
私もそうして、誰かのためにいられたらいいな。

「今とても死ぬにはもってこいの時」そう思えた今年のわたし。
この詩を理解するのに、どれだけかかったんだ。


新しい年を生きる私への伝言

やりたいことの半分をしよう。
そしてその残った半分は次の年でやろう。
でもまたやりたいと思うことが出てきたら、
それはまたその次の次の年へ、

そして、また出てきたら、次の次の次の年へ、

そうやって日々、たいせつに、ゆっくりと過ごしてください。

                            今年のわたしより


たくさん私の記事を読んでくださってありがとうございました。
たくさん私のイラストを使ってくださってありがとうございました。


来年もまたどうぞよろしくお願いいたします。

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