絵とエッセイ(ぷ活動vol.4)
好きな作家さんは? と聞かれてみなさんは誰、と答えますか?
今の私はおそらく、小川洋子さんと答えるでしょう。
ミステリーなら断然、東野圭吾さん。でも宮部みゆきさんの模倣犯の衝撃も忘れがたい。
旧姓が同じというだけで親近感を持ってしまう直木賞作家さんも好き。
こうして何人かいる好きな作家さんの中でも、昔から大好きな作家さんはが群ようこさん。
本が好きだった父の書棚にあった一冊の可愛らしい本。
寡黙で必要以上に言葉を発することがない父は、学生時代に田中角栄さんの書生していたというほどの本好きで、うちにはたくさんの本がありました。ただ父の書棚は難しそうなものばかりで、私はほとんど触れたことがありません。でもある時、その難しい本の中に、一冊だけ小さな本があることに気づきました。
居場所を間違えたかのようなその本を救い出し、部屋へ持ち帰りました。
薄く、か弱そうなその本は、手に持った感触とは裏腹に、とても愉快で楽しすぎる本でした。
なんて、思って、姉に話してみたら
「あぁ、あれ、私が置くとこなくて置いただけだけど」っと。
それでも、それがきっかけで群さんの本が大好きになったわけですけどね。
どれもこれも表紙の絵がとても可愛らしい群さんの本。それも好きな理由の一つかもしれません。
本の内容を引き立たせつつ、でも決して主役であるエッセイの前には立たない。そんな雰囲気の絵に感動したことは1度や2度ではありません。
そして、最近ちょっとお気に入りの作家さんができたんですけどね、それは若林正恭さんです。そう、お笑い芸人のオードリーさん。とても楽しい方でそしてとても頭の良い方なのだろうなと感じます。テレビはあまりみないのですが、たまにつけたテレビで若林さんがお話ししているとついつい聞いてしまいます。
若林さんの旅行エッセイ、「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」
お顔を知っているからかな?読んでいると若林さんの笑顔や困った顔などが浮かんでさらに妄想が広がって、本当に一緒に旅行をしているかのようでした。
写真もたくさん添えられていましたが、これが写真じゃなくてイラストだったら、感じる面白さは、読み手それぞれの感覚によって変わって、イラストにつけられる色もみんな違って、たくさんの色違いの同じ本が生まれるような気がします。
本は、手にした瞬間から、私のもの。
ところで、絵と言えば、今朝読んだ記事に感化さてついつい描いてしまったものがあります。
大好きなnoterさん、はやしっぷ♡さん。
はやしっぷちゃんが私やみんなのキャッチフレーズをたくさんいてくれました。
コメント欄に「全部絵にするわ」なんて、書いて、そのキャッチフレーズを全部書き出してどんな風にまとめようかと、1つ、2つとチョイスしていったら、急にそこで私の思考が止まってしまって、こんな絵になりました。
あんなに書いてくれたのに、要素が2種類だけになってしまったわ。。。。
これから「しろくまや」を屋号にしよう。
ありがとう、はやしっぷ♡ちゃん。
ちなみに、私は「こしあん」推しです。
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