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春めく・夜の梅・春北風六句
春兆すいのちの音よここかしこ
通勤の照り返す日の春めきて
【子季語】
春動く、春兆す
【関連季語】
早春、春浅し
【解説】
立春(二月四日ころ)をすぎて、しだいに春らしくなってくることをいう。いが、春は三寒四温というようにゆっくりとやって来る。
夜の梅何とかなると深呼吸
言い寄りて振られた帰り夜の梅
夜の梅
闇夜でも梅のまぎれもない香をいう
それぞれの正義の虚し春北風
春北風や選挙公約色褪せて
春北風(はるきた) 三春
【子季語】黒北風/春北風
【解説】低気圧の影響で一時的に西高東低の冬型気圧配置に戻り、冷たい北西風が雪を伴って吹く。一時的に季節の戻りを感じるものである。
産みの苦しみを感じる六句となった。
迷走の六句。まあ、突っ込みやすいか笑
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