「命」を話すのではなく語る…Ep10
私はずっと「死」を考えてきた
自分の存在自体が信じられないのです
「私は いったい なに?」
「死」を考え続けている私が
「命」を生み出せるはずがない
その営みさえ 私にとっては無意味です
私が恐れていることは
私が「死」を恐れていないことです
明日それが訪れようとも
決して悔やまない
私がどんなに願っても
こうやって
何かに柵みながら
生きていると言うことは
自分で選択しなさいと言うことですか?
私は
私の「命」を授けたものを信じられない
私は私であるのに
それはあまりに