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梅エキスでガラガラガラガラうがい

梅エキスうがい

新年早々、同居の家族が新型コロナに感染した。どうも、喉が痛くて苦しいらしい。
のどぬ○るをときどきしているけれど、傍から見る限り、効いているのかよくわからない。

わたしの知っていることで、何かできることはないかなぁなんて考えていたら、やってみたい(やってもらいたい)ことがあった。

それは梅エキスを使ったうがい。
少量の梅エキスをお湯で溶いて、冷ましたものでガラガラうがいをしてみる。梅エキスには殺菌作用があるって何かでみたし、試してみる価値はありそう。

磁器のスプーンでほんの少しとります
120〜160mlのお湯で溶いて、冷まします

さっそく喉の痛みのきみに話してみた。
わたしの勧める健康法に、たいていは難色を示すお方も、この時はなぜかすんなりと受け入れてくれた。
しかも、その後も梅エキスうがいの提案を断られることはなく…その間はのどぬ○るはお休みしていた模様。

もしや梅エキスうがいって、結構いいののかな、なんて思っていたら、今度はわたしにも、ほんの少し異変がでてきた。喉と鼻の間がなんとなく気持ち悪い。鼻水や痰になる前の粘液が出ているような感じ。さいわい鼻水や喉の痛みはない。
風邪の拗らせ予防にもなったらいいな、ものは試しとわたしも梅エキスうがいをしてみることに。

ガラガラガラガラ
いつもより念入りに。
ガラガラガラガラ
頭の角度を変えながら。
ガラガラガラガラ
ガラガラガラガラ
ガラガラガラガラ

ペッ

(驚)

わぁぁ

(以下お見苦しい表現を含みます。申し訳ありません)
芽ひじきと絹もずくと海苔の佃煮を足して、3で割ったようなものが、洗面に残っている。
口から吐き出す時に、無色透明の液体と、海藻もどきが目に入った。
すごい。
梅エキスの黒っぽい成分が全て粘液に絡め取られてしまった。

まるでマジック!

うがい後のすっきり感は、いままで使ったうがい薬の中では一番だった。
喉の痛みに効くかどうかはわからないけれど、これからは、うがい薬を処方されても断ろうかな。そのくらい気に入ってしまった。

濃いめに作る時もあります

その後、喉から鼻の違和感がなくなったくらいに、梅エキスうがいをしたら、海藻もどきが少しと薄茶色の液体が出てきました。治った感じがして、なんだか安心しました。

梅エキスとは〜作り方

シロイウメ流の梅エキスの作り方です。
金気かなけが梅エキスに移らないように、金属製の道具を使わないのがポイントです。

材料(作りやすい量)  青梅 1kg

作り方

  1. 青梅はよく洗い、水気を軽く拭き、爪楊枝などでへたを取り、プラスチックのおろし器で実をすりおろす。

  2. すりおろした実をさらしで受けて、汁を絞る。

  3. 搾り汁をガラス鍋に入れ火にかける。ぐつぐつ沸騰させながら、煮詰める。

  4. ときどきシリコンのヘラで混ぜる。緑色の液体が茶褐色になり、鍋底に1の字が書けるくらいになったら出来上がり。煮沸消毒済みの瓶に素早く入れる。

なかなかの労力のいる作業です。
1度に手作りする量としては、青梅1kg分がわたしの限界です。
当初はセラミックのおろし器を使っていたのですが、効率がものすごく悪く、手が疲れるので、速攻でプラスチック製に変えました。
青梅をすりおろす時に、使い捨てのゴム手袋をしてもよいかと思います。

鍋で液体を煮詰める作業も1時間くらいかかります。
仕上がり具合を見極めるのが難しいです。
冷めると、少し固くなるので、使うときのイメージより少し緩いくらいで火を止めます。

左2021年、右2022年

上の写真は2021年と2022年にそれぞれ、1kgの青梅から作ったものです。
横からみると、出来上がりの量に違いがあるのがわかります。
はじめの搾り汁の量や、煮詰め加減の違いがでています。
ちなみに直径5.5cmの瓶です。

梅エキスは腐らないので、消費期限を気にする必要はないようです。

手作りのものは、ほんの僅かながらフルーティさを感じます。もう少し作りたいのですが、なんせ大変なので気力が足りず、5月から6月の短い旬では、毎年1回しか作れていません。
梅エキスが足りなくなりそうな時は、通販で買っています。お気に入りのものを探し中です。

昔の知人の話によると、インドに単身赴任中のご主人に梅エキスは欠かせないとか。お腹を下すことなく過ごせるようです。

梅エキスいろいろ使えて重宝します。

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