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四季

モンゴルには春、夏、秋、冬の四季がある。春は3月4月5月、夏は6月7月8月、秋は9月10月11月、冬は12月1月2月である。
春、出産の季節である。出産の時、人間が手助けをするので、牧民の仕事が増える。また、農家は田畑を耕し、畑作する。春になると、渡り鳥は温かい南から渡ってくる。春の初めに咲く花をモンゴル語でヤルグイ「紫色のクロッカスの花」と呼ぶ。春の時、天気は悪くなったり、よくなったりして、変わりやすいのでモンゴル人は気が多い人を春の天気と同じ人だと言う。


次の季節は夏である。夏は35度まで上がり、あつくなる。夏の日は長く、夜は短い。夏の時、牧民にとって最も大事なのは家畜を肥育すること、農家にとっては野菜を栽培するのは最も大事なことである。7月にはナーダムというモンゴルの伝統行事がある。

次は秋である。緑色の葉っぱが黄色く変化し、渡り鳥は暖かい地域に移動する。秋の時、収穫するため、モンゴルの人々は豊かな秋、黄金の秋と言う。秋は冬を迎えるための準備の季節である。外国人観光客は夏から秋にかけてモンゴルを旅行する。

次は冬である。冬の日は短く、夜は長い。モンゴルの冬の平均気温はマイナス25度から30度の間。雪が少なく、暖かい年もあれば、雪が多く、寒い年もある。冬の時、81日間にわたって寒さが続く。


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