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代官山で本を買う

■2023.10.28 ☀️

14:00 渋谷駅

 渋谷で用事を終えて、天気もいいし散歩したことない街に行くかと思い立って代官山へ向かうことに
 東横線に乗り換えようとしたら遅延してたので、それなら1駅歩いてみるかなと渋谷から散歩スタート

良いフォントを収集
これぞ渋谷といった感じの歩道橋
いろんな別れとか抗争とかあっただろう
上に着いたらこれでもかと渋谷
よく考えたら厳密には「跨線橋」かな、色々あったであろう跨線橋
右にあるのはたぶんさっきの清掃工場の煙突
線路向こうは代官山の感じが出てきた かわいい〜
さっき浴びた渋谷のディープを上書き完了

14:15 Shinsakabashi Books到着

 お目当ての本屋さんに到着

グレーの壁がシックな店内

 様々なアーティストや著名人15人が選書した10冊を並べるのがコンセプトで、いま「何者」かになっている人たちが何者でもなかった頃に影響を受けた本を知ることができる

 日頃好きなジャンルの好きな本しか読まないので、選書されて並ぶ本はまったく知らないタイトルばかり
 きっと人の本棚って「この人も自分と同じ本を読んでる!」という喜びがあると思うんだけど、あまりにも通ったことのない本ばかりであんまり頭に入ってこなかった それもまた新鮮で、せっかく来たのに共感がないというのが日常と地続きのただの1日だと思わせてくる わたしの持ちうる教養とまったく交わらない誰かの教養 

 そもそも大型書店ではない、店主セレクトの小さな本屋さんに行くのが初めてだったから、こういうお店他にも巡ってみたいなーという気持ちが芽生えたのも収穫だったな
 お客さんがわたししかいない時間帯だったのもあり、お言葉に甘えて店内で座って読ませてもらった

「百味菜々」拵え 横山夫紀子/撮り 秋元茂
お料理も器も紙の質感も美しくて贅沢な時間に心洗われた
選書する人は入れ替わるとのこと

 購入したのはこの2冊
・暇なんかないわ大切なことを考えるのに忙しくて/アーシュラ・K・ル=グウィン 著
・牛を屠る/佐川光晴 著

暇なんか〜 は、エッセイスト平松洋子さんの選書

 3,000円以上購入したから・・だったかな、お会計の時にオリジナルエコバッグをいただけて思わぬ喜び

早速買った本を入れる

 ROOTOTEのタグで、ロゴがない側の外面にポケットがついてるのがめちゃくちゃ良い スマホを入れたり、雨の日に濡れた折り畳み傘をちょっと入れたり
 荷物は少なくカバンは小さく、で暮らしてるので、どうしてもA4の物を持ち歩かなくてはいけなかったり本を買ったりする時にものすごくちょうどいい 今もかなり愛用してます

15:00 散策再開

 お店の方と話す中で、出て右に行くと恵比寿方面だということが分かり帰りは恵比寿から帰ることに
 地図を見ないで赴くままに道なりに進んで、坂を登り坂を下り、坂の街だなー
 恵比寿までの道は、本を買って満足してたからかあんまり印象がない、、

15:20 恵比寿神社

 道の真ん中に突然現れた神社にごあいさつ 周囲をぐるりと道に囲まれた、ぽっかりここだけ残ってる感
 恵比寿に遊びに来た若者たちがついでに普通に参拝してるのが良かった 街に溶け込み部門でだいぶ上位にくいこむ神社

昔からずっとこの場所にあって周りが変わっていったのかな、とか考えるのがすごく楽しい

15:30 恵比寿駅

 恵比寿駅に到着
 突然雑多なJR駅前に放り込まれた感じがして、早くも代官山が恋しくなる 恵比寿に出ないでやっぱり代官山駅に戻ればよかったかも、、

🚶‍♀️10,321歩


 牛を屠るは、珈琲道場侍でアイスカフェラテ飲みながら読みました

ロッキングチェアに揺られながら

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