見出し画像

これからの仕事術は、健康管理が重視されそう

 リモートワーク大好きとさんざん書き散らかしているわけだが、実はひとつだけ在宅勤務で厳しいと感じている点がある。それは人の調整がしづらいということでも、人と会話できなくて寂しいということでもなく、睡眠をいかに一定のリズムに保つか、である。

 元々、遠距離通勤をしているので、出社していると寝ないとダメな私は睡眠不足に陥りがちだった。24時までに寝ても6時間寝られない場合が多く、2〜3時間残業する日々が続けば、疲労の蓄積もあいまって睡眠不足街道まっしぐらだ。

 在宅勤務は、そんな私の救世主だった。通勤時間がなくなるだけで、残業を21時過ぎまでやっても7時間以上たっぷり寝られる。私は本当に在宅勤務はすばらしいと思った。

 しかし、それは出社よりも在宅勤務の比率が多いからいえることだった。多くの日系企業同様、私の勤務先も出社できるようになるとリモートワークよりも出社がメインになりつつある。リモートワークと出社のハイブリッドである。

 これが、悲劇を生み出す。出社した日は基本寝不足なので、次の日が在宅勤務だとつい寝過ぎてしまう。寝過ぎてしまうと寝つきが悪くなり、出社する朝は早いのに睡眠時間が減って寝不足になる。以下、負のループである。睡眠リズムは崩れる一方で、うまく寝られない日は当然ながら昼間の生産性に影響が出てくる。

 ここまで睡眠リズムが崩れるのは、私がたくさん寝ないとダメなタイプで、かつ長距離通勤をしているからで、少数派かもしれない。しかし、多くの人がオフィス家具が揃っていないゆえに体を痛めたり、通勤がなくなったことにより運動不足に陥っているという。

 これからの仕事術は、健康管理がこれまで以上に重視されるかもしれない。そんなことを考えながら、私は必死で良質な睡眠のための情報収集に奔走している。

よろしければサポートをお願いいたします。いただいたサポートは大切に使わせていただきます。