見出し画像

こつこつTOEIC対策をはじめて7ヶ月目

 2019年の中盤くらいに、いいかげん英語というかTOEICのスコアをなんとかせねばと思いたった。それまでも思い立ってはいたので、おそらく三回目か四回目の思い立ちである。しかし今回の私はわりと頑張っている。2020年に入ってからは、一日を除いてほぼ毎日1分でも5分でもよいからという気持ちで勉強を継続している。ちなみに本当に1分か5分しか勉強していない日もある。

 一応、半年くらい対策を継続できたので、ここらで一つ自分にとってのTOEIC対策を振り返ってみようと思う。

そもそも私がTOEICのスコアをのばしたい理由は何か?

 端的に言ってしまうと自分のスコアを恥ずかしくて言えないからである。

 私のかろうじてひとかけらくらいあった「海外で働いてみたい」という気持ちは、純・国内志向の夫との結婚によって跡形もなくなり、会社の仕事でも英語はまったく使わない。あえていえば、転職の幅や市場価値を高めるために英語を使えるようにしといたほうがいいとは思っている。

 こんな感じで、明確に英語を話せた方がよいキャリアプランをかけらも持っていないにもかかわらず、TOEICのスコアにこだわるのは、本当にただもう、TOEICのスコアを恥ずかしくて言えないからである。私は中途半端に学歴があり、英語や勉強すれば伸ばせそうな能力はあると思われがちで、実際スコアを申告すると相手の人がちょっとというかかなり引いた顔をする。自分でも本当に人間が小さいと思うが、本当に本当に本当に、それがつらいし、悔しいのである。

 TOEICで測れる英語力なんてたかが知れているとか、スコア高くても全然話せないよ、とか、言ってみたい〜!!! そんなレベルではまったくないので、とにかくまずTOEICのスコアを伸ばして、英語の基礎学力をつけたい。ほぼ日本国内で生きていくのが確定している身としては、TOEICを基準にするのが一番無難だろうな、ということでTOEICを伸ばそうとしている。

日々TOEIC対策で心がけていること

 こんな体たらくなので、日々のTOEIC対策でもとにかく背伸びをしないことを心がけている。

 私は元々勉強できるほうだったが、時間や体力が限られている中でめちゃくちゃ勉強できるタイプではないと働き始めてからわかった。例えば、私は大学受験のときは10時間前後勉強していたし、働き始めてから簿記を受けると決めた直前期の休日にも10時間前後勉強していた。これは勉強量で受験を乗り切るタイプの人の中では普通だろうが、全体で見たら勉強量をこなせる方だと思う。

 でも、繁忙期であろうとなかろうと会社のある平日に1時間以上勉強するのは私にとってとても難しい。時間がない中で睡眠時間や自分の時間を削ってまでストイックに勉強できるほど、勉強を遂行できる能力はないらしい。

 だから、とにかくもう自分に課すハードルは低くしている。英語の勉強は、理想としては音読やディクテーションをするのがよいと知っているけれど、自分が一番勉強をしやすい電車での移動時間は音読ができないので、わりきって純粋なリスニングとリーディングに徹している。

 そのリスニングとリーディングも、TOEIC全体を最初からやろうとすると私の英語耐性(TOEIC本番の2時間がめちゃくちゃ苦痛)ではもたないと思ったので、比較的自分にとってとっつきやすいリーディングの文法問題の対策問題集(TOEIC L&R 文法問題 でる1000問)を一冊やりきるところから始めた。

 ゆっくりこつこつやっていたその文法問題対策集がようやく終わったので、ここ1ヶ月は、一日1問目標でリーディングの読解問題を解くことと、リスニングのパート2の対策集をこれまたこつこつやっている。ちなみに、私は本当に壊滅的に英語を聞き取れないので、パート2については本当に初歩の初歩の問題集を解いている。それでもけっこう聞き取れなくて遠い目になりそうになる。

 私がTOEIC対策に使っている教材は、「abceed」というアプリで、ここまで書いた一連の問題集はすべてこのアプリで解いている。

 詳しくはリンク先を見ていただくとして、私がこのアプリを使うきっかけになったのは、TOEIC対策では有名な『金のフレーズ』という単語帳の音声をこのアプリで聴けるからだったのだが、まんまとスコア予測とアプリで問題集を解けるという簡便さとゲーム性にはまり、そのままこのアプリをメインにして対策を続けている。どの問題集も音声を一緒に聴けるのがありがたい。

最終的な目標は?

 TOEICスコアについては、最終的に900点超えたら格好いいよな〜という本当に恥ずかしいくらいミーハーなことを考えているが、この進捗状況だとあと少なくとも三年くらいかかりそうである。語学学習は一時的な取り組みではなく、一生続けるものだと考えているので、一気にスコアをあげてもよいけど、とにかく継続性を大事にしたいと思っている。

 TOEICを超えた先は、私は読書と映画が好きなので、英語でそれらを読んだり見たりできるようになりたいなぁと思っている。Twitterでアリ・アスター監督の卒業制作の作品が紹介されていてYouTubeで見たんだけど、英語の字幕を表示させても理解しきれず、本当に英語力の低さを痛感した。定型文から外れると単語の意味を知っていてもその表現で使っているかが判断できなくて悲しい。

 あと、本当にこれは今は夢状態なんだけど、英語以外の気になる言語もいずれ勉強できればいいな、と思っている。あるいは、日本語をきちんと学びたい。なんとなく使っているけれど、日本語を教えろと言われても教えられないわけで、きちんと自分の母語を理論的に学ぶのもおもしろいだろうなぁと考えている。

 夢は大きく持ちつつ、日々の積み重ねを今後も継続していきたい。

この記事が参加している募集

#習慣にしていること

130,662件

よろしければサポートをお願いいたします。いただいたサポートは大切に使わせていただきます。