今の自分の状態に素直になる・他

今の自分を受けとめるような考え方になりつつあるという話

 週末に睡眠リズムを崩すと日曜日の夜にうまく寝られない状況が続いているので、今日なんかもがんばって8時に起きたのだけれど、日中うとうとしていて結局気づいたら夕方になっていた。爆睡である。

 もう少し前の自分なら、せっかくの休日を有意義に過ごせなかったことに対してなんて自堕落な人間なんだろうと自己嫌悪や焦燥感を持ったものだが、今日はまあ仕方がないと思ってこれからの少しの時間何をして過ごそうかな、と考えている。

 この考えの変化は、いいかげん自分の体力や能力を受けとめるような考え方に変わりつつあるから起こっているんじゃないかと思う。今週の働いた時間の量や内容を振り返ると、これくらいだと私は週末寝こけてしまうくらいストレスや疲労を感じるんだな、というふうに考えるようになったというか。


私にとっての疲れる仕事の条件

 実際のところ、今週は疲れる仕事に振り回されていた。私は、仕事の難易度やストレスは、初めてか・〆切が短納期か・量が多いかの3点で増減すると経験上考えている。どんなに簡単な仕事でも初めてだとやり方を調べないといけなくて時間と脳のリソースがとられるし、どんなに簡単な仕事でも〆切が短納期だと急ぐせいか難易度が高まり、どんな簡単な仕事でも量が多過ぎると疲れてしまう。

 今週の仕事は、完全には初めてではないではないけれどわからないことの多い領域について、〆切が短納期かつ関係者にとって重要度が高くプレッシャーをかけられ、さらに検討事項が10前後に及ぶというもので、直接的に社外に影響を及ぼすものではないにせよ、ひどくストレスを感じるものだったとあらためて振り返ると思う。一緒にやっていた同僚も、途中からうんざりしていて、もう帰りたいねと言い合っていた。


大企業の縦割り組織はそれぞれを連携させて仕事をしている部署にとっては最悪

 内容はぼかすが、今回の一件はそれなりに失敗すると業務影響の多いものなんだから、元々その担当部署がしっかり影響範囲とそれを起こさせないための作業項目を検討して関係部署に周知・指示しといたほうがよかったんじゃないの? と思いつつ、一方で、今回の担当部署は、影響した分野に詳しくないのだろうなというのも私から見ても推測できるので、まあその対応をするのも難しかったのかな、とも思う。

 私が大企業に勤めていると知るとさもしっかりした業務体制になっているんだろうと思う人がいる。事実その側面はあるのだが、少なくとも私の勤務先は縦割りなので横の連携がとれていなくて思わぬ影響が出てくる場合がある。それぞれの担当部署はしっかり仕事をしているのは間違いなく、誰も悪くなくても、それぞれの担当部署の担当内容を連携させて業務をしている部署だけが困る。そして、おそらく困る部署は往々にしていわゆる現場なんだろうけれど、組織が大きすぎて声が届かないし、問題のレイヤーが低いあるいは問題が根深すぎて解決が難しく何も進展は見られない。

 今まで、自分が強いストレスを感じていた仕事も、おそらくこの落とし穴にはまったものなんだろうな、と今にして思えば思う。


それはさておき、残りの週末をどうやって過ごそうか

 半日くらいぐっすり寝たし、今夜もきちんといつも通り寝れば、明日は元気だろうし、残りの週末は何をして過ごそうかな。やりたいことはたくさんある。本を読みたいし、漫画も読みたいし、映画をみたい、noteも書きたい、note以外の文章だって書きたい、英語の勉強をしたい、最近たまっている家事もやりたい。

 時間がいくらあっても足りない。でも、本当に心が疲れきっているとやりたいことすら出てこなくなるから、私はまだまだ元気だな、と思って、それ自体がありがたい。

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