女子バックパッカーひとり旅|ヨーロッパ|ベルギーPart.2「美しい国ベルギーで、観光と素敵な出会い」
1.綺麗な街並みと世界三大がっかり
ホテルに荷物を置いたら観光に行きます。
行く道はこんな感じ。THEヨーロッパの街並みですごく可愛い。
びっくりしたのは、町中からワッフルの匂いが漂っていること。甘い匂いで幸せな気分。
道すがらで見つけたのは、ベルギーの観光名所「しょんべん小僧」。世界三大がっかりとも言われるしょんべん小僧ですが実物は、、、
確かにちっちゃい!笑
全長1メートルもない男の子の像で、見た目のインパクトは小さいです笑
観光客がいなければ見逃してしまうサイズ感でした。
2.名物「フリッツ」を食べる
朝から何も食べておらず、すごくお腹が空いていたので、ベルギー名物を食べに街へ繰り出します。
みなさんは、ベルギーの名物というと何を思い浮かべますか?チョコレート、ワッフル、、、色々ありますが、私が最初に選んだのはこちらの「フリッツ」。
実はフライドポテトの発祥はベルギーだそうです。
アメリカやカナダではフライドポテトのことを「フレンチフライ」と言います。
これは第一次世界大戦中に、アメリカ兵がベルギーでフライドポテトを食べた時に、周囲で話されていた言語がフランス語だったので、フランスの食べ物だと思い付けられた名前だそうです。
フリットのお店はブリュッセルでいくつか見かけましたが、私が行ったのはこちらの「Manneken Frites」。
ポテトはこんな感じ。
外はこんがり揚げられていて、中はホクホク&ずっしりで「芋食べてるなー」という感じを味わえます。前日にイギリスで食べたポテトフライともだいぶ違って面白かったです。
レギュラーサイズが4€、ラージが5€で購入できて、1€プラスするとソースが追加できます。
このソースが味の決め手なので、絶対に購入したほうがよいです!
私が頼んだのは「Samuraiソース」笑
スパイシーマヨに少し醤油が入ったような味で、後を引く美味しさでした!
食べる手が止まらなかったです。
アドバイスは、値段が安いからといってラージサイズを頼まないこと。
レギュラーでもお腹がはち切れそうになります笑
3.チョコレート屋さん巡りと素敵な体験
ベルギーといえばチョコレートですよね。
実は、私は大学生時代ずっとゴディバチョコレートでバイトをしていたので、チョコレートもチョコレート屋さんもすごく大好きで、ブリュッセルでの街歩きをとっても楽しみにしていました。
まずは、ブリュッセルで1番有名なスポットである「グランプラス」へ。
石畳の広場に伝統的な市庁舎やお店が軒を連ねています。
世界一綺麗な広場と言われることもあるグランプラスは圧巻の風景でした。
春夏はこの広場にお花などが設置されてすごく綺麗になるのですが、冬のグランプラスも広々としていて素敵でした。
ちなみに日本のゴディバでは、大きな2段になったチョコレートボックスが売っているのですが、この商品がグランプラスという名前なんです!
ゴディバはベルギーのチョコレートブランドなので、きっとこの広場から名前をとったんですね。
この広場にはゴディバの1号店があって、そこに訪れることを何年も前からずっと楽しみにしていました。お店がこちら。
思ったより小さくて可愛いお店。
私がずっと持っていた夢が「ベルギーのゴディバの店員さんに、日本のゴディバで働いていたと伝えること」だったので勇気を出して店内に入り、店員さんに声をかけました。
私が話しかけた店員さんはとっても優しくて、私がゴディバで働いていたことを伝えると、目をキラキラさせてお話ししてくれました。
「この商品は日本で売ってる?」だったり、「日本ではホワイトデーがあるんだよね、どんなイベントなの?」だったりベルギーと日本のチョコレートの文化や、それぞれの国でのゴディバの違いだったりも話せて、とても楽しく素敵な時間でした。
途中試食もさせてくれて、日本と味違う?と聞いてくれましたが、日本のゴディバで売っているものと全く同じ味でした笑
日本のゴディバではチョコはベルギーで作ったものを輸入して売っているので、当然と言えば当然なんですが、実際に検証できて嬉しかったです。
最後に彼女が「話せて嬉しかった」といって素敵な笑顔を見せてくれたのは一生の思い出。
英語をコツコツ勉強しておいてよかったなと思いました!
お話ししたあとは名物のいちごにチョコがかかったものを購入!
見た目も可愛らしいです。良い出会いの後に、心がポカポカした状態で甘いものを食べたことで、さらに幸せな気持ちになりました。
ゴディバを後にし向かったのは、「ギャルリ・サンテュベール」。天井にアーチ上のガラスが嵌め込まれたショッピングセンターで、高級そうなお菓子屋さんなどが立ち並びます。
こちらには、ベルギーの有名ショコラティエのお店である「ピエール・マルコリーニ」がありました。
お店もおしゃれで可愛い。価格帯は日本と同じく高級な感じですごく安い!って感じではありませんでした。
他にも砂糖菓子が店頭に並んでいるお店もたくさんあって、キラキラしたショーウィンドウに吸い込まれていってしまいます。
4.サンミッシェル大聖堂
ショッピングセンターを抜けてたどり着いたのは、サンミッシェル大聖堂。
ベルギー国立の教会で、王国の結婚式や葬儀の場所になります。
ヨーロッパといえば、見応えのある教会がたくさんありますよね。
この大聖堂はステンドグラスが美しく、建物もかっこいい作りでした。ゴシック様式の建物とのことです。
私はクリスチャンではないので、日本では滅多に教会に行くことはなく、海外で観光などで行くことが多いです。
観光中にふと立ち寄れる教会は、観光地の喧騒を忘れて心を落ち着けたい時にはぴったりのスポットです。
また、習慣的に訪れる市民の方も多く、人々の生活に根付いているので、そこに住む人の暮らしやメンタルに、少し近づけるような気がするスポットでもあるなと思います。
5.芸術の丘から見るブリュッセルと美味しいワッフル
次のスポットは芸術の丘です。ブリュッセルの中でも高い場所に位置しているここからは、素敵な景色を望むことができます。
花の咲く時期はもっと綺麗なのかな。
世の中の観光スポットには、写真の方がよく見えるスポットと、実際に見た方が良いスポットがありますが、芸術の丘からの眺めは、写真よりも実物が素晴らしいスポットだと思いました。
ブリュッセルに訪れた際は、ぜひみなさんいってみてくださいね。
歩き疲れたあとは、甘いものチャージの時間です。
ベルギーといえば、ワッフルですよね。
ワッフルの有名店らしい、「メゾン・ダンドワ」に行きました。
ベルギー旅行に来てはじめて知ったのですが、実はベルギーワッフルには2つ種類があります。
1つ目は、丸い形の「リエージュワッフル」。日本でよく見る形はこっちですね。
2つ目は、四角い形の「ブリュッセルワッフル」。長方形の形をしていて、私が今まで見たことのないタイプでした。
せっかくブリュッセルに来たからと思い、四角いブリュッセルワッフルを選びました。
トッピングはとっても悩みましたが、シンプルにチョコレート&バニラアイスクリームにしました。
アメリカーノも注文し、合計で11.8€でした。
ブリュッセルワッフルは思ったより、軽い感じで甘さも控えめだったのでぺろっと食べることができました。
アイスも自家製っぽい味でとっても美味しかったです!一緒についてきたクッキーもバターの風味がして美味しかった♡
6.幻想的な夜のグランプラスへ
腹ごしらえをしたあとは一度ホテルに戻って荷物の整理と休憩をします。
今回のホテルはこんな感じ。
ブリュッセルは、ヨーロッパの中だとそこまで治安が良いというわけではないらしいので、あんまり中心から離れたところはやだな、、と思いホテルを探すのに苦労しました。
最終的に良い宿が見つかってよかったです。
泊まったのは「ベットフォードホテル&コングレスセンター」で11000円ぐらいでの宿泊でした。
確か、このホテルは受付でデポジットを払った気がします。(何もなかったら帰ってくる保証金のようなもの)
立地もグランプラスから6、7分程度で人通りも少なすぎなかったのでおすすめです。
ホテルで休憩したあとは夜のグランプラスへ。
この日は1日中ぐずぐずしたお天気だったのですが、雨が降ったおかげで、石畳が鏡のように反射してとても幻想的な光景が広がっていました。
旅行中の雨は大変なことも多いですが、思わぬ綺麗な景色を見せてくれることもあるんだなと感じました。
グランプラスから帰宅したあとは、ビールと生ハムで乾杯!主食はまたパスタ笑
イギリスのサラダパスタとは違い、肉も卵も野菜ももりもり入って美味しかったです。
飲み物は黒ビールを購入。チョコレートっぽい味がしてベルギーを感じることができました。
これ全部で10€程でした。今日1日を通じて思ったのは、ベルギーの物価はそこまで高くないなということです。
ご飯も美味しいので観光するにはぴったりの街でした。
あとは、街自体が結構コンパクトなので1日の滞在でも十分楽しめました!
ただ、やっぱりロンドンなどと比べるとホームレスの人が多かったり、地下鉄がなんともいえない雰囲気だったりと、治安の面では少し気を張る場面があるなと感じました。
総合的にはすごく満足度の高い国でした。
次回はオランダ、アムステルダムに向かいます。
つづく