かんたん撮影モードの写真撮影

筆者は主にプロレスとバスケをメインに写真を撮っております。スポーツやアイドル現場でカメコをしている人なら最初にぶつかった事があると思われる問題、かんたん撮影モードに関して書きたいと思います。(個人の感想になります)

かんたん撮影モードとは

メーカーによって呼び名は違いますが、撮影シーンに合わせて機械が勝手に合わせてくれるモードです(雑な説明)。エントリーモデルなら必ずついている機能です。中級機以上だとプログラムオートがこのモードに相当すると思います。

スポーツモード

最初にカメラを始めた時に設定の組み方が分からないから「カメラ 〇〇 設定 おすすめ」みたいなワードでググるとそれなりの頻度で見かけるモードの1つです。動く被写体向けのモードですよみたいな事が書かれてます。

スポーツモードは良い設定なのか

結論から言うと機械が勝手に最適であろう設定を出してくれるので、大外れを作らない為のモードだと解釈してます。大外れはないが撮影する場所、対象に依存する為、写真の成功と失敗の振れ幅が大きくなる印象です。

スポーツモードだけどスポーツ写真には向かない

バスケ、プロレスでこのモードで撮るのは正直厳しい印象です。シャッタスピードをある程度高い数値(数値に関しては機材のスペック、個人の感覚の話になるので、ここでは具体的な値は書きません)に設定しないと厳しい競技なので写真の出来が安定しないと思います。また会場によっては暗い会場もありますので、機械が最適な設定値を出してくれない可能性が高いです。

アイドルのライブ写真は意外とよく撮れる

明るい場所でそこそこのスピードで動く被写体に関しては機械の設定が合いやすい印象です。アイドルの屋外ライブや比較的明るいスペースでのリリイベなどの場所で撮った時は上手く撮れたなって写真がありました。暗転など暗いシチュエーションに弱い印象です。

結論

スポーツ写真を初めて撮る時は、スポーツモードから始めるのではなくシャッタースピード優先(Tv)モードが個人的に良いかなと思います。ISOとF値は機械任せでいいと思うので、まずはシャッタースピードで調整を覚えるのが大事かと思います。綺麗に撮れたと感じた写真の設定を見返して、ISOと F値の最大値の設定を見直していけば、機械での設定の振れ幅が小さくなっていきますので、最終的にはマニュアル撮影へスムーズに移行できるかなと思います。


以上

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