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同人活動を約20年ぶりに再開した話

以前、2000年前後に同人活動をしていた話を書きましたが、約20年ぶりに活動を再開しました。
↓昔の話はこちら。

ジャンルをあちこち変えつつもWeb上での二次創作(絵や動画)は細く長く続けており、同人イベントにも度々一般参加しているので、休止していたのはサークル側としての同人活動だけです。
20年前からPhotoshopで原稿も作っていたので、浦島太郎度は低く劇的な部分も特にないですが、便利になったところ・大変だったところを書いておきます。


<便利になったところ>

1.オンライン編集&入稿ができる

今回は、同人誌(表紙・本文ともにフルカラーのWebイラスト再録集)とアクスタを作成しました。
どちらも印刷所のサイトで編集と入稿を行いました。

(1)しまうま出版(同人誌)

こちらの印刷所は、オンライン上で画像をUPして配置を編集できます。そして、内容やページ数が全部固まったところで注文できます。(編集した内容は90日間保存されており、延長も可能です)

表紙と本文は、サイト内に絵をUPしてからテンプレートに沿って配置していきます。
テンプレートの自由度は低いので、1ページの中にイラストを複数配置したい場合はクリスタ等別のソフトでやっておくほうがスムーズです。私はA5のテンプレを自分で作り、イラストを配置してからA5のままで出力してUPしました。
また、表紙は背幅つきのテンプレートが提供されているので、そちらを使って完全原稿にしてからUPしました。
表紙はプレビューだと画像が粗くなりますが、実際は綺麗に印刷されます。

作成時は最初に判型とページ数を決めますが、作成途中でもページ数は4ぺージ単位で増減可能です。
フォントは明朝・漫画・ゴシック・丸ゴシックの4種類のみ使えます。(複数行にできないので、1行でキャプションを入れるとかの簡易な用途向け)
画像はjpg・png対応ですが、720×720px未満の画像は使えません。
掲載するイラストは、全て大き目のpngで出し直してから使いました。
注文は1冊から可能なので、最初に1冊だけ注文して中身を確認・調整してから頒布用をまとめて注文しました。

(2)アクリルグッズの達人(アクスタ)

こちらは入稿シミュレーターという入稿方法があり、画像をUPして所定サイズの枠内に収めると白押さえやフチを自動的に作ってくれます。
あとは台座に差し込む足の配置を決めるだけなので簡単でした。
ただし、注文内容(サイズや個数)を確定して支払ってからでないとシミュレーターの画面に行くことができません。(なので、注文前に使用感を試すことはできません)

シミュレーター画面
完成版(粒子感は遠目で見れば気になりません)

2.Webオンリーがある

今回活動を再開しようと思ったのは、ジャンル内でWebオンリーが度々開催されていたからです。
サークル参加費が安いので敷居が低く、参加者も多くて盛り上がるので良かったです。

3.BOOTHで通販できる

通販システムは、BOOTHを利用しました。
書店委託しなくて済むので便利ですね。
今回は久々のサークル参加でニーズが全く読めなかったので、全て受注販売にしました。
発送まで半月程度お待たせすることになりましたが、無駄に作りすぎるのを防げたので良かったです。

<大変だったところ>

同人誌とアクスタ複数を同時に頒布したことです。
自分の予想では同人誌だけ、アクスタだけ、とニーズが分かれるだろうと思っていたのですが、意外と両方お求めの方が多かったです。
同人誌+アクスタA、同人誌+アクスタB、同人誌+アクスタA・Bみたいに色々な組み合わせが発生してしまったので、梱包が大変でした。

さらに、BOOTHの設定をよく理解していなかったのですが、
・アクスタ→あんしんBOOTHパック
・同人誌→スマートレター

と発送方法を別々に設定していても、一緒にカートに入れて注文するとあんしんBOOTHパックでの一括発送になるんですね…。
別々に発送するつもりでいたので、めちゃめちゃ焦りました。

梱包用品の購入で失敗した点は以下です。
・A5用のクリアポケットを買ったら本が分厚かったので入らず、B5用を買い直した
・ネコポスの最小サイズよりも小さい封筒を買ってしまい、大き目の封筒を買い直した

<まとめ>

現在は、入稿・イベント・通販でオンラインをフル活用できて、同人誌もグッズも少ない数をリーズナブルに(かつ綺麗な印刷で)作れるので、とても便利で助かりました。
あと、もう一つ良かった点は、現在のジャンル内では人間関係を最小限に留めることができているところです。
20年前にサークル同士の人間関係が大変すぎて懲りたので、今はXの相互フォローを極力減らしており、コミュ強で周りを巻き込みたがる人とは繋がっていません。
あまり交流せず、ひっそり過ごすほうが私には合っているみたいです。

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