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人生は選択の積み重ね

人生は選択の積み重ねでできている。

常に頭にの片隅に入れておきたい
という考え方。

Time is Money.
時は金なり

これらも共感するけれど、
時間=人生であり、
その人生は自分の選択の積み重ねで
できているんじゃないかなと
考えるほうがしっくりくる。

社会人になって、3年目。
ボーナスと給料を貯めて、ずっと欲しかった
Maison Margielaのバッグを買った。
憧れていて、このために仕事を頑張ってきたようなものだった。


久しぶりに会う友人がそれを羨ましいと言ってくれたとき、嬉しいと同時に少し冷めた気持ちになった。

もちろんお世辞でいってくれている可能性もあるけど、考え方のひとつとして書かせてほしい。

色々なものを少しずつ我慢すれば
手に入れられるモノを羨ましい
と嘆くのはおかしいんじゃないの?
って考えてしまったからだ。

だって、本当に欲しかったら、
他の支出を切り詰めて買えばいいじゃんって。


話の流れやその場の雰囲気で
真剣度はそこまで高くないけど、
羨ましいと口では言い、
行動に移さないことってよくあるのではないか。

実際私は大学生の頃、
海外旅行に行く友達を羨ましいと思ってたし、
よく言っていた。

羨ましいと嘆くなら、
自分も行けばいいじゃん。
バイトしてお金貯めて。
と、今では思う。

実際、その友人はバイトを掛け持ちして、
色々切り詰めて旅行に行ってた。

でも、羨ましいけど他の楽しいこと
洋服やコスメを買うこと、デートすること、
飲み会を削ってまで
私が手に入れたい、実行したいものではなかった
のかなって思う。

20代後半になり、
同じように育ってきたと思っていた友人も
別々の道を、人生を、
歩いているんだなと実感する日々が続いている。

それぞれの優先順位に従って、
選択を積み重ねてきた結果なんだろうなと思う。

何かを選ぶことは
同時に他の選択肢を切り捨てることを意味する。

今の選択の延長線上に
自分の理想がないならば、描けないならば、
自分の理想に近づくために、
今の選択を変えなければならない。

今ある時間を
仕事に使うか恋愛に使うか、
趣味に使うか、家庭に使うか、
小さい決断の積み重ねで人生は進んでいく。

時間もお金も、使い方次第で、未来が変わる。
"これ"といった正解は用意されていない。

自分がいいと思うなら、正解だし、
後悔するなら、自分にとっては不正解。

その正解、不正解も、
その後の選択によっていかようにも変わる。

何が正解か不正解かなんて、
ある時点での考え方でしかない。

だけど、自分の理想があるならば、
その選択が理想に近づく選択になっているかは
分かるんじゃないかな。


だからこそ、
今の選択の延長線上に
自分の理想がないならば、
自分の理想に近づくために、
今の選択を、行動を変えなければならない、

私は考える。

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