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だましだましさ?熟年夫婦!

 今日もよっこらせと階段を登る。
昨夜録画したドラマを観るためだ。韓流ドラマの続きも気になる。
我が家の2階には1階と全く同じTVとブルーレイのセットが置いてある。
ちなみに我が家は旦那さんと2人家族。
なんともったいない事をと、おしかりの方々と、なるほどなとうなづいていただける方々がいらっしゃることと思う。
今うなづいてくださったあなた!
そう!
その通り!
これはリタイア夫婦円満の秘密兵器?なのだ。

 3年前、旦那さんは長い社会人生活に終止符を打った。
結婚して40年以上、家族のことを想い、常に頑張ってくれた彼には、感謝と尊敬の念に絶えない。

が、日常生活は別である。
きっとTV番組争奪戦争が勃発すると踏んだ私は、3年ローンで4K TVとブルーレイを買った。
しかも同じ大きさ、同じ機種を。
男女平等、多様性の世の中だ。
どちらか一方が我慢するでは不満が募る。「同じ」は譲れない。
「一緒に見ればいいじゃないか。贅沢な。」
とお思いの貴兄!
その考えはやめていただきたい。
これは贅沢ではない。
熟年いや老年離婚の危機を回避するための妙策の一つなのだ。
「同じ」が大事!
精神的なではなく、物理的な「同じ」が欠かせない。
 子どもたちが独立し、それぞれの家庭を持った。
子育て世代はTVの取り合いで大いに喧嘩すればいい。
立派なスキンシップなのだから。
リタイア世代は上手く距離を取る時間が必要となる。
それがしなくていい喧嘩やストレスを避けるからだ。
四の五の言ったが、詰まるところまだまだ長いであろう老後を2人元気で仲良く過ごしていきたいが本音である。
 さあってと、今日は韓流ドラマの12話目、佳境に差し掛かってきた。
老眼鏡と頭皮マッサージ器を両手に手に汗握ろうじゃないか。
るんるん。

#創作大賞2024 #エッセイ部門

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