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息子たちの受験の話し。

ネコのはちみつがもう少しで5ケ月になります。
そろそろ首輪でもと付けたら、その5分後には首輪が嫌すぎて暴れまくって血だらけになっていたり、キッチンに登ってシンクに落ちていたお米をムシャムシャしていたり、花や植物をおもちゃと思って遊んでいたり、全く目を離せない破天荒姉妹ですが、可愛すぎて毎日ベロベロしちゃってます。

今日はボーイズの話し。
来年彼らは、大学受験と中学受験(予定)を控えています。

なので、この夏は毎日塾への送迎が私の一番の仕事です。いつもなら海に山にディズニーへと、びっしりと遊びの予定を入れ夏休みを満喫し、真っ黒に焦げるまで焼くのですが、今年は子供たちの勉強のアシストに勤しむ日々。
コロナだしね。

長男の話し。

彼は高校から東京にきました。
それまではシロの地元である砂川の中学校に通い、中学3年生のゴールデンウイークくらいに東京への受験を決めました。それまでの彼は、向上心とか目標を持つとか、何かを頑張るとか、そういったことに興味のある子ではありませんでした。もちろん成績も普通。控えめで大人しい、親としてもそんな印象でした。確か初めての統一模試は40台前半。なので、彼が唯一行きたいと言った第一志望校の中央大学の附属高校は不合格でした。

それが、この3年間で70近い偏差値が出るようになりました。中学受験を目指す(と本人は言っている)次男を見ていると、塾に行くことに満足しています。塾ででた宿題をすることで満足し、終わると即ゲームか昼寝。もちろん小学生なので長男と同じレベルで見てはかわいそうなのですが、我が子ながら引いて見ると面白すぎて。

長男はこの3年間で塾と先生をコロコロ変えていました。勉強の方法や参考書も模試やテストのたびに恐らく見直し、PDCAを勝手にクルクル回しています。(PDCAという言葉を知らないだろうにね)彼の頭の中は明確で、将来この仕事をしたくって、そのためにはこの大学のこの学部に行きたくって、そのためには今の自分がここだから、これを伸ばしてこれをもっと補ってと、それの積み重ねが今の結果につながっているように見えます。3年前には無気力だった彼が、どうしても手に入れたい目標ができた途端、みちがえるように伸びました。勉強勉強という親にはなりたくなかったので、たまに哲学だけ教えていました。

かたや、受験勉強初心者の次男は、塾に行けばオールオッケー。だって、自分の周りの友達は誰も塾に行ってないもん。宿題やっとけばそれで終わり。わかんないところは答え見ちゃえばいいもんねー。っていうスタイルです。

何が言いたいのかというと、仕事も同じで、明確にこうなりたい、こうありたいというゴールを鮮明に描けた瞬間、人ってみちがえるような行動になるのなだなと。私自身も口に出すことは全て、色やその時の空気感や人の表情も含めて、最終ゴールをイメージします。だから、そのゴールに少しでも異なる道を歩くと自分の中でのアラートがなって違和感に感じます。その言葉にしにくい違和感を少しつづ正して行くと、描いていたイメージに近づき、とてもとてもしっくりくるのです。長男を見ているとそんな些細な違和感を、その都度、無意識に修正しているのだろうなと。

ここまでくると、もうどこでもいいよ、大学は。そんな気持ちです。親としては夢をかなえて欲しいけど、夢に敗れても、今の彼ならそれ以上の物を見つけるのじゃないかと楽しみにしているのです。

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