SNSから離れてみて

この半年、SNSとの付き合い方を考えてみた。
コロナ期に子供が産まれて、リアルなママ達との出会いもなくTwitterのママ垢を作り仲良くしてきた。

そのうち、嫌なツイートを目にするようになる。

特定の相手に向けた空リプの悪口のツイート、旦那の愚痴と見せかけた自慢、年収について、うちの子はこんなことができる…なんだか疲れてしまい、ツイートを見ることも無くなった。

悪口の的にされると思うとツイートすることもなくなる。
この人は〇〇の発達を気にしていたから、うちの子ができた話は書かないほうがいいな。
旦那の自慢をすると空リプで「幸せじゃないから幸せツイートする」などと言われる。

書くことがない。
作ってから実際にしっかり使っていたのはわずか一年足らずで、そこから一年ほど放置した。

そしてついに先日そのアカウントを削除した。
Twitterをはじめて使ってから6年経つが、その中でまともな考えを持つ人はほんの数人だったから。
色々な界隈に所属したが、そこにいる人々の殆どが「口だけ達者」な人か「自己顕示欲は高いが自信はない人」で8割のツイートが褒められたい気持ちばかりだったからだ。

そのような人と一対一で会ったり話していても、結局「自分はこんなに頑張っている、こんなにできる、けれど周りはわかってくれない」というような堂々巡りの会話しかできないからだ。
コロナが落ち着きを見せた頃、改めて、自分が人と何を話題にしたいかを考えてみた。

私は世間の話をしたい。
子育ての話は特に求めていない。マウントの掛け合いになるのが関の山。
建設的な子育ての話は夫とすれば良い。
義母や実母とでさえ話す必要はない。
選挙の時期になれば選挙の話をし、日々の幸せを話したい。
でもそれができる人って、余裕がある人なんだと感じた。
子育て大変自分は大変頑張ってる、な人たちの中には、そりゃ少ないよね。

コロナが落ち着いてきて公園に通うようにもなり、リアルでのママ友もできたがやはり同じ。
リアルなママ友もネットのママ友も、話し方は違えど皆「評価してほしい、褒めてほしい」人たち。
「自分はこんなに頑張っている!えらい!」とあらゆる言葉やあらゆる話題で伝えてくるので、更に半年後、リアルなママ友と会う機会も減らした。

単純に疲れたのだ。
つまらない会話のために自宅を解放し、皆が帰ってから汚された新築の床を見ることにも、皆がくるからとおやつやジュースを用意することにも、人の家に行く時に必要以上に子供を怒らなくてはならないことも、ちょっと良い手土産を用意することにも、人と会うことで家事がおろそかになることにも、お礼のLINEを送ることにも疲れた。

子供のために人とあったほうがいいかとも思って頑張っていたが、入園を控えた半年前からもういいか、という気持ちになった。

誘うことにも誘われることにも誘われないことにも疲れた。
ママ友同士の話題に使われることにも疲れた。
子育て以外の話題がないからか、口が軽すぎる。
私には合わないと悟った。

では何をするか。
人に期待してもダメなことは悟った。
他人はこんなものかと諦めて、たった数人の話題や波長が合う人とだけ連絡をすることにした。
そして、自分と対話する。

今後の自分はどのように生きたいのか。
そのために今するべきことは何?
そうして今の私にたどり着いた。

今私はSNSをやっていた時に比べて驚くほどにストレスが減ったし、自分のために時間も使えている。
このブログを始めたのはその時その時の自分の気持ちや考え方を吐露するためだ。
このブログに掲載されている話について、批判や反対意見はあると思うが、それはあなたの心のうちにしまっておいてほしい。
なぜなら合わない人と関わるのはお互いにマイナスだから。

8:2の法則というものがある。
私は以前、8割が分かり合える人、2割がどう頑張っても分かり合えない人だと思っていた。
しかし今は、8割がどう頑張っても分かり合えない人、2割が分かり合える人だと気がついた。
分かり合えない8割と話すのは私にとっても、8割の人にとっても平行線で意味のない時間なのだ。

私もそういう分かり合えない人に出会ったら、「そう考える人もいるんだな」くらいに留めることにしている。
相手に何を説いても絶対に考えは変わらない。
お互いに不快になるだけだ。
だからもしあなたと私の考えが違っても、「そういう人もいるんだな」と思うにとどめてほしい。

お互いに限りある時間を有益に過ごしましょうね。

ということで、このブログはそんなシャーリー茉莉花の心の整理のためのブログです。
何かの役に立てば幸いですが、まずは第一に私のため。
そんな風に綴っていこうと思っています。
よろしくね。

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