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【FMあばしり 過去の放送内容】 圓子水産

※これは、「知床トコさんスタンプラリー」の参加店が出演した、FMあばしり「Break Time Abashiri」の内容をテキストでご紹介するものです。
※文字おこしは、FMあばしり(株式会社LIA)の許可をいただき行っております。

2023 流氷シーズン
放送日:2023/2/14
ラジオパーソナリティー:湊 恵行さん
ゲスト:圓子瑞樹さん(圓子水産)

湊さん(以下M):このコーナーは知床トコさんスタンプラリー参加事業者の皆さまに、知床斜里の魅力やお店、施設の情報、スタンプラリーのお得な情報をお伝えしていただくコーナーです。
今回は圓子水産より、圓子瑞樹さんに登場していただきます。実は圓子さんには、昨年にも登場していただいたんですよね。

圓子さん(以下、圓):はい。前回は「流氷ウォーク」のガイドとしての出演でしたが、今回は自分で経営している水産加工会社の代表として出演させていただきます。よろしくお願いいたします!

M:さっそくですが、〈漁師の皆さん〉と〈流氷〉の関係について、教えていただけますか?

圓:流氷が来ることによって、僕らオホーツク海の漁師は漁ができなくなってしまうんです。いったん失業するというか、仕事ができない状態にはなってしまうんですけど、強制的に漁ができなくなる期間があるということで、「海の資源が守られる」というところにもつながります。
さらに流氷はプランクトンを運んできてくれるので、より豊かな海となるんです。

M:「流氷がある」というのは、オホーツク海と他の海との大きな違いのひとつということですね。漁に出られない時期の寂しさなどはあるかもしれませんが、その分春にはたくさんの恵みをくれる…そんな存在でしょうか。

圓:そうですね。栄養が豊かということで、その分オホーツク海で獲れた魚は特に脂の乗りがよかったりもします。

M:そんな豊かなオホーツク海を舞台に、圓子さんは漁師、経営者としてご活躍されているということなので、今日は圓子水産の魅力やお店の様子をご紹介いただきたいと思います。
まずはどういったものを取り扱っているか、また、イチオシの商品も教えていただけますか?

圓:2023年2月の間、圓子水産では「寒中炉端」という名目でお店を開けています。
流氷が来てとても寒い2月、一緒にあたたまりましょう!ということで、あら汁を無料でご用意しております。

M:無料とは太っ腹ですね!でもこれはとても嬉しいですね。
知床で冬のアクティビティを楽しんだあとに、地元の方にあら汁を振る舞ってもらえるなんて最高の思い出になりそうです。

圓:ぜひたくさん飲みに来てください。
寒中炉端ということで、他にも牡蠣やホタテ、ツブ…そして圓子水産のメイン商品でもある鮭もございます。お昼ごはんにも利用しやすいように、イクラと鮭フレークの2色丼も用意しました。

M:2月の間は知床の新しいランチスポットとして圓子水産に足を運んでみるのもおすすめですね。
炉端焼き…美味しそうな香りがしてきそうです。香りをたどって足を運んでみるのもいいかもしれません(笑)

圓:ただただあら汁だけ飲みに来ていただくのも大歓迎です。

M:でもきっと、いろいろ食べたくなってしまいそうですね。
また、圓子水産はオンライン販売にもとても力を入れていますよね。オンラインで取り扱っている商品についても教えていただけますか?

圓:僕自身が鮭漁師でもあるので、鮭関係の商品を多く取り揃えています。
その中でも特に人気なのは「鮭とイクラの知床漬け」という商品です。こちらは僕たちが獲った鮭の身とイクラを混ぜ合わせて、醤油ベースのタレで味付けしたものです。ごはんの上にかけて丼ぶりで食べてもよし、お酒と一緒におつまみとして食べてもよし。両取りの商品です。

「鮭とイクラの知床漬け」
おいしそう!


M:聞いているだけでお腹がすいてくるような贅沢な一品ですね…。
他にも、ホッケの開きも美味しそうです。

圓:ホッケは北海道を代表する魚のひとつですが、北海道の沿岸部、比較的どの地域でも獲ることができるんですよね。ただ、最初にお話しした「流氷」の存在によってオホーツク海はプランクトンが豊富で栄養素の高い海なので、他の地域のものよりホッケの身が厚くて脂も乗っていて、とても食べ応えがあって美味しいです。

脂の乗ったホッケの開き


M:確かに、私も以前斜里町で食べたホッケはインパクトがありました。
オンラインで注文できるので、ぜひ皆さんにもその違いを感じていただきたいです。
また、このラジオのオンエア日は2月14日なのですが、なんと、オンラインストアではバレンタインギフトも売っているんですね。面白いです。

圓:一般的にはバレンタインであればチョコやお花を贈ると思うんですけど、圓子水産は水産加工の会社ですので、今回は「トバ束」をご用意いたしました!

M:鮭とばの花束。ということで「トバ束」なんですね(笑)

圓:もう完全にダジャレなんですけど(笑)、お花を贈るのは気持ち的にも重いかな…なんてときに、ちょっとした冗談感覚でトバ束をご利用いただけたらと思います。

M:この方が嬉しいという方もいらっしゃるかもしれないですよね!

圓:お酒を飲まれる方にはもう「花より団子」じゃないですけど、ぜひ!と思います。

M:寒中炉端、トバ束など圓子さんのいろいろなアイディアがたくさん形になっていて、圓子水産はとても元気な会社だな、という印象がありますが、スタッフの皆さんとも意見を出し合って、こういうふうに取り組んでいるんですか?

圓:はい。皆さんの応援のおかげで少しずつスタッフも増えてきて、今働いてくれてるスタッフは皆20代で、ここウトロや斜里で何か新しいことをやりたい、盛り上げたいという思いを持って集まって仕事しています。

M:圓子水産には、知床、斜里町、そしてウトロの新しい歴史を作っていくメンバーがたくさんいるということですね。元気な会社から美味しいものを買って、元気をもらってみるのはいかがでしょうか。
そして圓子さん。知床トコさんスタンプラリーについてもお話を伺いたいと思います。圓子水産でお買い物をすると、プレミアムスタンプを押してもらえるんですよね。

圓:はい。商品を購入いただいたり、地方発送でもいいですし、炉端を楽しんでいただいたり…僕たちの直売所へ来ていただいた方へ、スタンプを押印しています。

M:圓子水産のプレミアムスタンプは、どんなデザインですか?

圓:トコさん史上初だと思うのですが…僕らは普段から魚を捌いていますので、トコさんにも包丁を持ってもらいました!僕ら漁師がいつも仕事中に着ているとカッパと、「腕抜き」という、腕が濡れないように保護するカバーも着けてもらいまして、魚を捌いてるような感じのトコさんになっています。

M:圓子水産ならではのデザインですね。ぜひ皆さんのトラベルブックにこの特別なスタンプを押していただきたいです。
最後に、知床トコさんスタンプラリーに参加している皆さんへ一言メッセージをお願いいたします。

圓:2月の流氷が来ているウトロは、めちゃくちゃ!寒いです。観光に来ていただいた方に少しでもあたたまってほしいので、ぜひ圓子水産へ暖を取りに来てほしいと思います!

M:前回登場いただいたときにもご紹介しましたが、圓子さん、めちゃめちゃイケメンなので、ぜひ現地で直接お会いしていただきたいと思います。
遠方にお住まいの方でも知床の味を楽しめるオンライン販売もございますので、「圓子水産」で検索してみてください。
圓子さん、ありがとうございました!

圓:ありがとうございました!

※ここに記載されている情報は放送当時(2023年2月14日)のものとなります。
最新情報は知床トコさんスタンプラリー公式サイトをご覧下さい。