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骨格12分類+パーソナルカラー21分類を受けてきたレポ

初めまして。しらゆきです。
この度初めてイメコンを受診したのでレポを書いてみました。

今回受診したサロンはこちら。カラーと骨格のトータル診断を受けてきました。

受診しようと思った理由

元々は「どうせなら自分でしっくりくる服を着たい」という軽い気持ちから、各タイプの特徴を自分に当て嵌めながら大体の当たりを付けて参考にする、といった具合に緩く活用する程度だった私。実際に受けた方のレポを拝見して面白いなーとは思いながらも、正直自分が受診するとまでは考えていませんでした。
じゃあなんで受けようと思ったのかというと、まず手持ちの服が似たようなものばかりでつまらなく感じるようになってきたから。系統としては好きなものが多いし、まぁそれなりにしっくり来てはいる。ただ、なんとなくつまらない。加えて、変ではないものの度々感じる違和感。原因はなんだ?わからん!ならいっそプロに診てもらうかっ。ということで、内心ドキドキしつつもえいやっ、と申し込みました。
トータル診断を選んだのは、単純に全体的な印象を加味して診てほしかったからです。そのうちPCPDも受けたいー。

いざ、診断!

当日、初のイメコン受診にそわそわしながら南青山のサロンへ。
今回診断をお願いしたのは稲井さん。アシスタントの方と2名で診てくださいます。

最初は事前にお送りしたアンケートを元にカウンセリング。受診理由やファッションの悩みなどをお伝えしました。

カラー診断

診断に入る前に、パーソナルカラー診断についての説明を受けました。
この時点で予想していたのは冬。黄みとくすみが苦手だと感じていたので、たぶんここかなーと。あとは黒やダークトーンの色を多用しがちなのも理由です。

まずは肌の様子のチェックから。
稲井さんと比較して顔の色を確認。黄みは多少あるけどそんなでもない。明るくて割と色白。
日焼けしたらどうなりますか?赤みは出やすいですか?などの質問に答えていきます。

次は髪。柔らかくて量は普通、太さは細めとのことでした。
当日は染めてから1ヶ月くらい経っていたのですが、「地毛は真っ黒じゃないですよね?」と聞かれました。というのも、私の髪くらいの柔らかさでは真っ黒にはならないそうで「あー、確かにそうだよなー」となりました。
ちなみに私の地毛ですが、パッと見では黒、陽に当たると焦げ茶に見えます。

瞳の色は明るめとのことで少しビックリ。え、これって明るいんだ…。別に普通かと思ってた…。やっぱりこういうのは自分の感覚は当てにならんなと実感。まぁ瞳の色を人と比べる機会なんて、普通に過ごしてたらほぼないですからね。

一通り確認したところで、次はいよいよドレープ当て!棚にある色とりどりのドレープにわくわくです。
最初は割と鮮やかな色からスタート。黄色、水色、ピンクと次から次へと当てていくも、しばらくは微妙な反応。およ、もしや難航する…?

黄みに寄った色は余計な黄みが乗ってややもたつく。くすみカラーも「あー、くすむねー」というお言葉と共にあっさり脱落。黄みとくすみが苦手なのは合っていたようでちょっと嬉しい。
ある程度彩度のある色がいけそうなのにそこまでいいわけでもない。かといって原色だと色だけが勝ってしまう。そこでペールカラーのドレープを当ててみたところ、わかりやすくすっきりした…!しかも心なしか肌が綺麗に見える気がする…!

そこからは淡い色を中心に診ていくことに。ペールトーンよりもう少し色味があってもいいそうなのですが、残念ながらちょうどいい色のドレープがなかったそうで確認はできず…。トーンで言うと、ペールとライトの中間くらいになるのか…?

ちなみに黒も当てていただいたのですが、ドレープの艶も相まって重い。ネイビーやチャコールグレーの方がおすすめだそうです。お、覚えておきます…。
で、のちに気付く。私が黒を手に取るとき、結果的に妥協してたパターンが少なからずあったことに。本当は違う色がよかったけど、カラバリにちょうどいい色がなくて「この中ならまぁ黒しかないわな」となっていたという…。そしてそのとき探してたのが、覚えてる限りだとほとんどがネイビーかチャコールグレー。
なんだ、別に黒が得意なわけじゃないってわかってたんじゃん…好きだから着るけど。

最後に配色の確認。
淡い色が似合うものの、それだけだと物足りないのでコントラスト必須。暗めの色、或いはある程度彩度のある色と両方が必要とのことでした。グラデーションだと明らかに弱い。
あとは同じ色相同士で組み合わせるのがいいそう(ペールブルー×ネイビーとか)。この辺りのお話はわかりみが深すぎて赤べこになりました。心の中でですが。

ということで結果は。

1st:クリアサマー
2nd:ペールウィンター
NG:オータム


・ブルベ寄り。
・高明度低彩度の清色が得意。
・肌の調子がよければ中彩度もいける。
・暗い色はやや重い。
・くすみ、強い黄みが苦手。
・配色は同色相でコントラストを付ける。

日本色研事業株式会社HPより。
水色で囲った箇所が私の得意トーンです。


白状します。私、ペールカラー好きなんです。あの透き通った繊細さに惹かれる。キャラじゃないかなーとか考えて服ではたまにしか手を伸ばせなかったのですが、PC的には合うとのことなのでこれからは遠慮なくいきたいです。楽しみ。
黒やダークトーンを多用しがちなのは、コントラストが必要なのをなんとなく感じ取ってたからかな?白めな肌との対比で強引に着れてたのかも。実際明るい色だけじゃ足りなかったので。
あと、意外にもフューシャピンクがいけた。「ピンク着ない?」と聞かれましたが、すみません着ないです…。PC的にいけるのはわかるんですけど、どうにも苦手意識が強くて身に付けるとなるとやめてくれーってなるんです。それは私の色ではない。

骨格診断

お次は骨格診断。カラーのときと同じく説明を受けてからの診断です。
予想はナチュラル。カジュアルがしっくりくるのと、シャツを着るときは毎回袖を折るなりして着崩してるので。レディースだと素材が薄くてしっくりこないからと、わざわざメンズで似たようなアイテムを買うこともよくあります。
骨格12分類については、COLOR&STYLE1116さんのサイトに教科書があるのでリンクを載せておきます。

触診

まずは触診。肌の質感や骨感、身体のライン等を見ていきます。

・肩にフレーム感。
・全体的に骨感がある。
・部分的に筋肉のハリがある。
・足のサイズ:24cm
 →身長(154cm)にしては大きい。

全体的に骨感が優先して感じられるとのことで、この段階でナチュラルがほぼ確定でした。この辺は予定調和。

試着の前に、チェックシートを使って顔の様子とボディバランスの確認をしていただきました。結果は後で伝えてくださるそうなので、大人しく待ちます。

試着タイム

触診の結果を元にいよいよ試着。ナチュラルの素材を使ってサイズ感や着こなしを探っていきます。
ザ・ナチュラルであろうという予測の元、まずは大きめのシャツで試してみるも、そのままだとなんだか微妙。
質感はOK。ただサイズ感がしっくり来ない。無駄に大きく見える
あれこれ調整してみた結果、大きくしすぎず程よいゆとりを持たせるのがいいという結論に。
ボトムスはロングスカート。その際に「普通の形だとつまらない。変形がいいよね!」とナチュラル素材の布や丈の長いアイテムを巻き、長さや形を細かく調整。ここでもやはりボリュームを持たせすぎない、程よいゆとりがポイントになりました。

結果:
メリハリナチュラルでした!!

ここで、メリハリナチュラルについて少し説明します。(あくまで私なりの解釈です。)
メリハリナチュラルは素材こそ基本のナチュラルと同じものの、その名の通り身体にある程度のメリハリがあるタイプ。なので、オーバーサイズよりもストレートのようにつかず離れずのジャストなサイズ感やIシルエットが嵌まります。身体にハリがある分、素材の粗さはやや抑えるとちょうどいい感じに。

とはいえ、私の場合はそこまでメリハリが強いわけでもないザ・ナチュラル寄り。なのでジャストサイズではなく、程よいゆとりを持たせつつもあまり浮きを作らないようにするのが大事だそう。ザ・ナチュラルをすっきりめにさせるイメージかな?(個人の解釈です。)

メリハリナチュラルでよく例に挙がるのはRIKAKOさん。参考記事を載せておきます。

カッコいい。これぞメリハリナチュラルって感じ。(語彙力)
大枠とはいえ、同じタイプというのが恐れ多い…。


…実は私、事前アンケートでこんなことを送っていたんです。

・カジュアルなスタイルが得意だが、全身ゆるゆるだともたついてしまう。
・ある程度すっきりしたシルエットのものをラフに着崩すのがしっくりくる。

いやもう答えじゃん!!!!

はい、見事に伏線回収ですどうもありがとうございました。
以前からトップスのサイズ感が難しいなーとは感じていたのですが、ゆとりがありすぎてもなさすぎてもよくないようです。今までは若干大きめを買いがちだったので、今後試着するときは気を付けなければ。YesすっきりNotゆるゆる
スカートは変形がおすすめとのこと。ただ試着の際に切りっ放しの布を巻いてラップスカートにしたのですが、それがどうもうるさく感じたのでごちゃごちゃした装飾は避けるのがよさそう。ここでも「すっきり」がキーワードのようです。普通だとつまらないけど、やりすぎてもダメ。
甘さ、曲線は不要。(知ってた。)

顔診断&ボディバランス診断

試着タイム前にチェックした顔診断とボディバランス診断の結果です。

ボディバランス診断の結果は良好
特に調整の必要はないとのことで、コメントはありませんでした。
私としても気になるところはなかったので、サクッと行きます。

次に顔診断の結果。

1st:華やか、シャープ(同率)
2nd:知的
non:キュート

・顔のパーツに丸みはあるものの全体的に直線。
・華やか+シャープで甘さと辛さの両方の要素あり。
・子供っぽい甘さは苦手。

バランスなんてものはなかった。


どうやら私の顔は自前で甘辛MIXらしいです。そして主張が強い。
驚いたのが、私は点数的に大人顔に分類されるらしいということ。「よく童顔って言われるんですけど…」と言ったら、見た感じの印象としては確かにそうらしい。ただ普段は人の真顔をじっくり見ることってあまりないし、表情や動きによっても印象は変わるのでそういうことは普通にあるんだとか。あとは採点基準の関係もあるらしいので、顔タイプ診断だと違う結果になるかも、とのことでした。ほへー。
ちなみに童顔の印象は「コーヒーに砂糖が入っている」イメージでOKとのこと。試着でも甘さ不要って言ってたし、特に気にしなくてよさそう。

診断結果のまとめとアイテムチェック

全ての診断が終わったところで、今回の結果と個別カルテの説明を受けます。
このときに自分のタイプについての資料をいただけるのですが、得意な素材やアイテムの形、丈感なんかもわかりやすくまとめられていました。しかも項目多い。これは助かる。
確かこのときにアドバイスをいただいたと思うのですが、私は程よいサイズ感とデザインの両方が必要なタイプ。なのでまずは服でちょうどいいシルエットを作り、その上で物足りないと感じたら小物などで装飾を追加するという2段構えでコーディネートを組むのがコツだそうです。なるほどわかりやすい。
最後に持ち込んだアイテムについて難しいと感じる理由や着こなしのアドバイスを教えていただき、診断終了。後日、詳細な結果をまとめたメールをいただけます。

まとめ

まとめるとこんな感じ。

パーソナルカラー診断
1st:クリアサマー
2nd:ペールウィンター
NG:オータム
※配色でコントラスト必須。

骨格診断
メリハリナチュラル
※ザ・ナチュラル寄り。ぴったりでもなくゆるくもなく。

顔診断
1位:華やか、シャープ(同率)
2位:知的
non:キュート

こうして見ると、全体的にすっきりと盛りの両方が必要なスペックのようですね…。
配色でコントラストが必要なのは顔の影響もありそう。淡色だけだと顔!!ってなっちゃうので、色の主張を足してバランスを取るというか、視線を分散させないといけないというか、そんな感じかなーと思ってます。
あとは、なんとなく自分には合わないと感じていたものの理由が少し掴めた気がします。私はほっこりした印象のものがどうしてもしっくりこなくて、コーデュロイやムートンはいつも避けているのですが、この感じだとそもそも柔らかさや温かみを感じさせるものが苦手なようで。しかもこういうアイテムって、よく見掛ける色はオータムに分類されるようなブラウン系。これだけ構成要素に苦手なものが多かったら、そりゃあ無理に決まってるわー。(大前提として許容範囲は人それぞれなので、あくまで私の場合です。)
ということはつまり、ムートンの中でも比較的苦手な要素の少ないもの(色は得意寄りとかもこもこ感は控えめとか)を選べばある程度は事故を回避できるんじゃないか…?そう考えると得意なものは当然ながら、苦手なものも「どういった要素が苦手なのか」を把握するのがかなり大事になってきそうです。既にイメコンを履修してる方からしたら何を今更って感じかと思いますが。

感想

受けてよかった。めちゃくちゃよかった。
診断なので分類分けはされますが、それはあくまで指針で個人をしっかり診てくれている印象でした。実際に試すことで自分でも確認ができるので、納得感も大きいです。
診断後にいただいたメールも細かい。私はPCが夏冬という紛うことなきブルべだったわけですが、実は青みが強すぎる色はあまりよくなかったそうで。やはりこちらは素人なので、こういった自分にとってちょうどいい塩梅を見極めてくれるのは有り難い限りです。
それに、実際にドレープを当てたり試着したりしながら探っていく過程が単純に楽しかったです。視覚的な違和感の原因を深掘りして、分析して、検証する。感覚と理屈の合わせ技。うん、楽しい。(分析厨)
しつこいようですが、本当にしっかり診てくれるので内容が完全に「私向き」なんですよね。実は結果的に予定時間を大幅にオーバーしてしまったんですが、それだけじっくり、丁寧に向き合ってくれるんです。ただでさえ長丁場なのに??贅沢すぎん??

結局何が言いたいのかというと、めちゃくちゃおすすめなので興味のある方は是非!!

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。