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能登半島地震 郷土力士によるふるさと慰問②(富山県)


能登半島地震 大相撲初場所・郷土力士の活躍 報道リンク


2024年2月13日、元大関・朝乃山が富山県氷見市を訪れた。

氷見市では、母方の祖母が被災したという。

朝乃山は被災地を訪れたほか、氷見市役所で市長に義援金を手渡した。

以下に、ウェブで閲覧できる報道記事・動画のリンクを掲載する。


1. ニュース動画


北日本新聞 / 
朝乃山が来場所へ意気込み

母の故郷・氷見にエール(2月13日)

北日本新聞 / 
朝乃山「高い目標持つ」 大関復帰・横綱へ意欲

 氷見市に能登半島地震の義援金を贈った大相撲の元大関で幕内の朝乃山(29)=富山市出身、高砂部屋。13日は贈呈式に先立って北日本新聞社で取材に応じ、3月1日に迎える30歳の抱負などを語った。「もう時間がないので、現役でいる限りは高い目標を持ってやっていきたい。大関に戻って、もう一つ上の番付を目指していく」と大関復帰や横綱昇進に意欲を燃やした。

 朝乃山の帰郷は昨年9月以来。5カ月ぶりの古里富山で「おいしいご飯を食べて英気を養いたい」とリラックスした表情を見せた。

3月の大阪場所は、30歳になって迎える最初の本場所だ。自身が近畿大時代に過ごした思い入れのある地でもある。直近の2場所は足のけがの影響で休場があり、不本意な戦いが続いたが「けがはもう大丈夫。15日間、しっかりと皆勤できるように体をつくり、優勝争いに加われるように頑張りたい」と語る。

 初場所で途中休場しながらも9勝したことで、大阪場所は再び上位陣との対戦が予想される。対戦成績で6戦全敗中の横綱照ノ富士のほか、豊昇龍、琴ノ若といった自身より若い大関らが立ちはだかる。「若い人には負けたくないという気持ちはある。ただ、自分の相撲を覚えられているので、いかに自分の相撲の型に持っていくか。そこが勝負だと思う」と冷静に分析した。

 背中を力強く押してくれるのがファンの応援だ。地元の富山市呉羽地区で住民が本場所の会期中にパブリックビューイングを行っていることに触れ「元気を与えられるような相撲を取っていきたい」。東京の両国国技館でも自身の応援タオルや声援の多さを感じていると言い「非常にうれしいこと。力に変えて戦っていきたい」と活躍を誓った。

取材の最後に、30歳の目標を色紙に書いた。約3分間じっくり考えて、選んだ言葉が「復活」。その2文字に再起への覚悟がにじんでいた。(岸弦太)

朝乃山「高い目標持つ」 大関復帰・横綱へ意欲(北日本新聞、2024年2月13日)


富山テレビ / 
母の故郷・氷見の復興願い…

朝乃山が義援金100万円を林市長に手渡す「被災者を勇気づけるような相撲を」

(※ 2024年5月2日追記:下記の Youtube 動画が非公開になったので埋め込みリンクを削除した)

https://youtu.be/sh1ZN5v5sAc

能登半島地震により深刻な被害を受けた被災者を支援しようと、大相撲の朝乃山関が13日氷見市を訪れ、義援金を贈りました。

朝乃山関は、富山後援会の奥野博之会長とともに氷見市役所を訪れました。

*朝乃山関
「僕の母親が氷見出身ということもあり、少しでも力になれればいいと思い寄付金を持って来ました」

母親の故郷である氷見市の復興を願い、被災者への義援金100万円を林市長に手渡しました。
ふるさと富山の一日も早い復興を願う朝乃山関。
地元を元気づけるためにも、来場所での健闘を誓っていました。

*朝乃山関
「僕ら力士は土俵の上で戦って元気な姿を見せて、被害に遭われた氷見市民のために勇気づけるような相撲をとりたい」

*氷見市 林正之市長
「被災者の皆さんが、明日から頑張ろうという気持ちになっていただけると思う」

義援金は、被災者の生活支援などに役立てられることになっています。

母の故郷・氷見の復興願い…朝乃山が義援金100万円を林市長に手渡す
「被災者を勇気づけるような相撲を」(富山テレビ、2024年2月13日)


読売新聞北陸支社


NHK富山 NEWS WEB / 
朝乃山 氷見市役所訪れ市長に義援金手渡す

富山市出身の朝乃山は、能登半島地震で被災した人たちを支援しようと氷見市役所を訪れ、市長に義援金を手渡しました。

朝乃山は、13日午後、後援会の人たちとともに氷見市役所を訪れ、林正之市長に100万円分の義援金を手渡しました。

この中で朝乃山は、「母が氷見市出身でゆかりがあります。実家でも壁が崩れ仏壇が倒れたので、少しでも力になればと思います」と述べました。

これに対し、林市長は、「朝乃山関の取り組みが氷見市民の元気の源です。これからも朝乃山関の頑張りを氷見市民、富山県民の支えになるよう頑張っていただきたい。ご協力に感謝しています」と応えていました。

朝乃山は13日、能登半島地震で被災した氷見市内を訪れ、被害の大きさに胸を痛めたということです。

面会のあと、朝乃山は3月大阪で行われる大相撲三月場所では被災した人をさらに支援したいとして意気込みを語り、「被害の大きさに言葉が出ませんでした。次の三月場所では元気な相撲を見せて被害に遭われた方々を勇気づけるような相撲を取りたいです」と話していました。

朝乃山 氷見市役所訪れ市長に義援金手渡す
(NHK富山 NEWS WEB、2024年2月13日)


北日本放送 /
「元気な相撲とる」朝乃山が氷見市に義援金

能登半島地震で被災した人たちを支援しようと、大相撲の元大関で富山市出身の朝乃山が13日、富山後援会の関係者と氷見市役所を訪れ、林市長に100万円の義援金を贈りました。

朝乃山は、母親の実家が氷見市にあり、「余震が続いていることが心配で、一日も早い復興を願っている」と話しました。

朝乃山
「元気な相撲、市民のために勇気づける相撲をとりたい」

林市長は、毎日の取組が被害を受けた市民の元気の源になっていて、今後も復興のシンボルとして力を貸してほしいと述べました。

「元気な相撲とる」朝乃山が氷見市に義援金(北日本放送、2024年2月13日)


2.報道記事


NHK NEWS WEB /
富山市出身の力士 朝乃山

氷見市役所を訪れ市長に義援金手渡す

富山市出身の力士朝乃山は、能登半島地震で被災した人たちを支援しようと富山県の氷見市役所を訪れ、市長に義援金を手渡しました。

朝乃山は、13日午後、後援会の人たちとともに氷見市役所を訪れ、林正之市長に100万円の義援金の目録を手渡しました。

この中で朝乃山は「母が氷見市出身でゆかりがあります。実家でも壁が崩れ仏壇が倒れたので、少しでも力になればと思います」と述べました。

これに対し、林市長は「朝乃山関の取り組みが氷見市民の元気の源です。これからも朝乃山関の頑張りを氷見市民、富山県民の支えになるよう頑張っていただきたい。ご協力に感謝しています」と応えていました。

朝乃山は13日、能登半島地震で被災した氷見市内を訪れ、被害の大きさに胸を痛めたということです。

面会のあと、朝乃山は来月大阪で行われる大相撲春場所では被災した人をさらに支援したいとして意気込みを語り「被害の大きさにことばが出ませんでした。次の場所では元気な相撲を見せて被害に遭われた方々を勇気づけるような相撲を取りたいです」と話していました。

富山市出身の力士 朝乃山 氷見市役所を訪れ市長に義援金手渡す
(NHK NEWS WEB、2024年2月13日)


朝日新聞 /
朝乃山、能登半島地震被害の氷見市に義援金

 富山市出身で大相撲の朝乃山と後援会が13日、能登半島地震で被害が大きかった富山県氷見市に100万円の義援金を贈呈した。市役所を訪れ、林正之市長に直接手渡した。

 朝乃山の母親の出身が氷見市で、幼いころは実家に帰って氷見のブリを食べていたという。昨年は巡業で氷見場所があり人気だった。

 母親の実家なども被害はあったといい、市役所に来る前、被害の大きかった同市北大町などを見て、「言葉に表せないほどだった」と語った。

 林市長は「初場所は勝ち越しをされて、取組が市民の元気の源にもなっていた。次の場所も白星を重ねて復興の後押しをお願いしたい」と述べた。

 朝乃山は来場所について「被害に遭われたみなさんのために、勇気づけるような相撲をとっていきたい」と語った。(大谷秀幸)

朝乃山、能登半島地震被害の氷見市に義援金(朝日新聞、2024年2月14日)


チューリップテレビ /
朝乃山が母親が出身地の氷見市に義援金100万円手渡す

「少しでも力になれればと思って」祖母が被災…故郷富山への思い

大相撲の元大関・朝乃山がきょう2月13日午後4時50分ごろ、後援会の関係者とともに富山県の氷見市役所を訪れ、能登半島地震で被災した人たちを支援するための“義援金”を林正之市長に手渡しました。

午後4時50分ごろ、朝乃山は手に黄色い箱と目録を持って氷見市役所に現れました。

朝乃山:「母親が氷見っていうのもあり、力になったらなと思い、今日は寄付金を持ってきました。少ないですけど、自分は少しでも力になれればと思ってお渡ししました」

朝乃山と後援会、合わせて100万円を手渡したということです。大相撲について朝乃山は…。

朝乃山:「一番一番いい相撲とれればいいんですけど、この世界は結果がすべてですので、みなさんから期待されているので、その期待に応えられるように…頑張りたい。一人二人でも元気と勇気を与えたいので、これからもそういう相撲をとっていたきたいですし、これからも頑張っていきたい」

自身の相撲で「一人二人でも元気と勇気を与えたい」と語りました。初場所については。

朝乃山:「僕ら力士は戦う姿をみせていくしかないとおもったので…。僕も結果は残念でしたが、また3月、場所に向けてやっていくしかない」

義援金を受け取った氷見市の林氏市長は…。

氷見市 林市長:「県民がまた明日から頑張ろうという気持ちになってくれると思います。元気な姿で少しずつ勝ち星を重ねて、復興のシンボルとして、今後とも力強い相撲で、氷見市の復興の後押しをしてほしい」

今年1月1日に北陸地方を襲った能登半島地震。
氷見市では最大震度5強の揺れを観測、建物の倒壊が相次いだり、液状化現象が起きたりするなど甚大な被害が出ました。

朝乃山は富山市出身ですが、母親が氷見市出身、祖母が氷見市に住んでいて被災したといいます。

地震から3日後の1月4日に行われた二所ノ関部屋での出稽古のあと、朝乃山が地震について話しました。

朝乃山:「ことし元旦は東京で過ごしたんですけど。心配になって家に連絡しましたけど、実家は大丈夫でしたが、ばあちゃんの氷見の方が停電とかガスが止まったりしたので…」

被災した祖母への思い。そして、地元への思いを胸に、土俵での奮起を誓ったのです。

朝乃山:「僕だけではなくて、北陸出身の力士が土俵の上で頑張って白星を取れば、お客さんにも勇気とかが元気を与えられると思いますので、富山・石川、北陸が地震になったときは僕らもやっぱり出来る限りは協力したい」

朝乃山はさらに「被災者皆様の生活が1日も早く平穏に復することをお祈り申し上げます。頑張ろう北陸!頑張ろう富山!」 と書かれた応援メッセージを後援会のホームページに公開しました。

1月9日の横綱審議委員会の稽古総見で、メッセージを寄せた思いを明かしました。

朝乃山:「北陸の皆さんが少しでも元気になれるようにという思いで。自分らは一番は白星を届けること、あとは勇気と元気を与えられるように相撲をとっていきたいです」

先月行われた大相撲初場所。氷見市の自主避難所ではテレビの前で取り組みを楽しみに待つ被災者の姿が見られました。

氷見市の被災者:「いけ!」

「朝乃山見たら、本当に元気もらえる。泣けてくるわ」

「初日から7連勝、8連勝としてほしい。頑張ってほしいです」

“白星を取れば勇気や元気を与えられる”

その言葉の通り、当初、朝乃山は連勝を続け、被災した人たちを勇気づけました。

しかし、右足首のけがで休場…。それでも土俵に復帰して9勝をあげ2場所ぶりの勝ち越しを決めました。

そしてきょう2月13日、朝乃山は祖母が住む氷見市を訪れて義援金を手渡し、被災者にエールを送りました。

朝乃山が故郷富山に来たのは去年9月以来のこと。
3月1日には30歳をむかえます。3月の大阪場所にも、被災地から大きな声援が寄せられそうです。

朝乃山が母親が出身地の氷見市に義援金100万円手渡す「少しでも力になれればと思って」
祖母が被災…故郷富山への思い(チューリップテレビ、2024年2月13日)


チューリップテレビ /
朝乃山が被災地を目にして

「初めて生で見たので言葉に表せないほど…何も言い出せなかった」
祖母が被災した場所に

大相撲の元大関・朝乃山はきょう2月13日、富山県の氷見市役所を訪れ、義援金を林市長に手渡しましたが、その前に自身の祖母が被災した住宅周辺の被害が大きかった場所を見に行ったといいます。

朝乃山:さきほど時間があったので、ばあちゃんの家にいって、仏壇に参って、そのあと、被災があったところ見に行ったんですけど、初めて生で見たので、言葉に表せないほど、何も言い出せなかったです」

被害の大きさを目にして言葉が出なかったという朝乃山。

朝乃山:「ばあちゃんがそこがひどいといっていたので、1回見に行って。本当に何軒かくずれていましたので、そういうのを見ると1日も早く復興を願っています。自分の目でたしかめたかったので」

地震の被害を自分の目で確かめたかったそうで、場所を聞いて訪ねたといいます。子どもの頃は氷見市で活動していたこともあることについて…。

朝乃山:「少しは氷見で育ったところもありますので、応援してくださる方や後援会に入ってくださる方もたくさんいらっしゃるので、1日も早く復興していただいて、また激励会をしてほしいです」

朝乃山が被災地を目にして「初めて生で見たので言葉に表せないほど…何も言い出せなかった」
祖母が被災した場所に(チューリップテレビ、2024年2月13日)


富山新聞 /
「富山に勇気と元気を」 

朝乃山、復興願う 春場所へ本社で意欲

 大相撲の元大関で幕内の朝乃山(富山市呉羽町出身、富山商高OB、高砂部屋)が13日、富山新聞社を訪れ、能登半島地震の被災地復興を願い、3月10日初日の春場所へ意欲を語った。被害が大きかった氷見市の被災現場を目の当たりにし「自分はいい相撲を取って、勇気と元気を与えるような相撲を取っていきたい」と決意を込めた。

 3月1日で30歳になり、「高い目標を持って、一日一日、悔いがないようにしたい」と語った。この日は母の故郷である氷見市も訪れた。被災地へのエールを込めて色紙に「富山に勇気と元気を」としたため、「みんなで協力し合い、負けないで一緒に頑張っていきたい」と心を寄せた。

「富山に勇気と元気を」朝乃山、復興願う 春場所へ本社で意欲
(富山新聞、2024年2月14日)


中日新聞 /
朝乃山関 氷見を後押し

母と被災の祖母縁 市に義援金

「市民勇気づける相撲取る」
 富山市出身の朝乃山関(29)=高砂部屋=は13日、能登半島地震で被災した氷見市に義援金を送った。朝乃山関の母が氷見市出身で、祖母が同市に住んでいて被災したことから、朝乃山関は「少しでも力を貸したい」と寄付を申し出た。大相撲3月場所に向けて朝乃山関は「元気に戦う姿を見せて市民を勇気づけられるような相撲を取りたい」と意気込みを語った。(武田寛史)

 朝乃山関は同日、後援会の奥野博之会長や青木仁理事長とともに市役所を訪れ、林正之市長に義援金を手渡した。朝乃山関と後援会で計100万円の義援金を贈った。

 朝乃山関はこの日、同市北大町の被災地の被災状況を見て歩いたという。「自分の目で確かめたかったが被災を見て言葉に表せないほどだった。(建物が)何軒か崩れかけていたのもあり、一日も早い復興を願っている」と被災者を思いやった。

 義援金については「氷見市の祖父母によく会いに来ていて育ててもらったので少しでも力になれば。皆さんの期待に応えられるように頑張って、恩返しをしたい」と話した。

 林正之市長は「朝乃山関の取り組みが元気の源になっています。復興のシンボルとして力を貸してほしい。義援金と朝乃山関の温かい気持ちを被災者に届けることで、あしたまた頑張ろうという気持ちになってもらえると思う」と感謝の言葉を述べた。

朝乃山関 氷見を後押し 母と被災の祖母縁 市に義援金
(中日新聞、2024年2月14日)

 

スポニチアネックス /
朝乃山 能登半島地震で被害の富山県氷見市へ義援金

「少しでも力に」

 富山市出身の幕内・朝乃山(29)が13日、能登半島地震で最大震度5強を観測し、家屋倒壊などの被害があった富山県氷見市の市役所を訪れ、林正之市長に義援金100万円の目録を手渡した。「少しでも力になれば。皆さんを勇気づける相撲を取りたい」と語った。

 母親が氷見市出身で「正月は毎年、氷見の家でブリを食べるのが恒例だった」という。林市長は「本当にうれしく思う。朝乃山関の温かい気持ちを被災者の方々に届けたい」と感謝の意を示した。

朝乃山 能登半島地震で被害の富山県氷見市へ義援金「少しでも力に」
(スポニチアネックス、2024年2月14日)


サンスポ /
朝乃山関、被災の氷見市に義援金

「皆さんを勇気づける相撲を」 能登半島地震

富山市出身の大相撲元大関で幕内の朝乃山関(29)が13日、能登半島地震で最大震度5強を観測し、家屋倒壊などの被害があった富山県氷見市の市役所を訪れ、林正之市長に義援金100万円の目録を手渡した。朝乃山関は「少しでも力になれば。皆さんを勇気づける相撲を取りたい」と語った。

母親が氷見市出身という朝乃山関は「正月は毎年、氷見の家でブリを食べるのが恒例だった」と話した。

林市長は「本当にうれしく思う。1月の初場所では朝乃山関の取組が、市民の明日への励みになった。朝乃山関の温かい気持ちを被災者の方々に届けたい」と感謝の意を示した。

朝乃山関、被災の氷見市に義援金「皆さんを勇気づける相撲を」
能登半島地震(サンスポ、2024年2月13日)


※ ヘッダー写真の出典は、富山新聞(2024年2月14日付)。

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