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✨07/19~07/25のメッセージ✨

「誇りを持て」。


思い返すだに
恥ずかしくてどうにもならない
昔のあれやこれやを
「黒歴史」と呼ぶのはいい。

しかし、思い出して欲しい。

その瞬間は
「これが後に黒歴史となる」などと
微塵も思ってはいなかったはずだ。

むしろ
これ以上ないくらいに
いきいきと満面の笑みで
呆れる程、没頭していたはずだ。

それこそ、
輝いていたはずだ。


その輝きを黒く塗りつぶし
「恥ずかし過ぎて死ねる」と
ヘラヘラ笑うその瞬間こそ
黒歴史ではないのか、とは

どうして思えないのだろう。

例えそれが
「時代だよねー」と
一笑に付してしまえるものでも

真剣に
向き合って没頭した
当時の自分を

黒く塗りつぶすというのは
過去の自分を殺すことに
他ならないだろう?


そうやって
過去の自分を
殺戮し続けて

ハイ今の私は真っ当です(キラーン)

なんて言葉、
薄っぺら過ぎて
それこそが「恥ずかしい」だろう?


残酷なようだが
過去は消せない。

過去を消してしまえば
経験値が消えてしまう。

今まさにこの瞬間を生きている
他ならないこの自分の生き様を

なぜいとも簡単に
消そうと思うのか。


確かに
その瞬間瞬間を生きて
新しい自分が生まれてくる。

そのバックボーンである
ある時期の自分を
否定どころか
消そうとすることなど

愚の骨頂でなくて
何と言えばいい?


それを繰り返すから
ふわふわとした足取りの
しっかり立てもしない
脆弱な自分になってしまう。

まともに立てない自分が
どうして
行く先を見据えられる?

経験値を捨てた自分が
どうして
建設的な未来を描ける?


恥ずかしがって
躍起になって
過去を消そうとしている
そんな自分を

いずれ、恥ずかしがるんだ。


莫迦な事をやってたな、と
柔らかく笑えるなら

その瞬間

過去は輝き出す。


どれだけ低評価をしようが
それは、自分の価値観ゆえ。

他の誰かからしたら
殿堂入りするものだって
あるはずだ。


恥ずかしがるのがステイタスなら
止めはしない。
しかし
その姿が恥ずかしい可能性だって
ある事は、忘れて欲しくない。


硝子の目玉で壊れた笑顔で
堂々と黒歴史を掲げる醜態を
勧めているのではない。

真っ当な神経の持ち主なら
晒すはずもないだろうが。

黒歴史と呼びたい過去を
しっかりと抱き締めろ。

じんわりと微笑めるまで。


過去の自分は現在の自分の中に
しっかりと生きている。

例えなんとなくでも
そう思えたなら

踏みしめる足取りは
しっかりとするはずだ。



どうぞ
豊かで実りある
一週間となりますように🍀✨

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