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2024-37| 【つれづれ日記】雪の日の街並み

東京にいると雪を経験することがほとんどありません。
年に2、3回あればいい方でしょうか。

今日は雪の日に思ったことを書く【つれづれ日記】です。

雷雪という珍しい気象現象だったらしい

昨日は「雷雪」という珍しい現象だったようですね。
雪がふっていながら、雷の音も聞こえるという。

雪はしんしんと降ると言われるように、
雪が音を吸ってしまい普段より静かなはず。

でも昨日はゴロゴロと雷の音が響き渡りました。

Yahooニュースを見ていたら関東で雷雪が起きるのは珍しい現象だそうです。

さすがは辰年、龍の年ですね。
※龍は雷だったり、水の神様だったりするので

雪は日常をハッと変化させる

雪の日は毎日見ている景色も、普段と違うように見えるから不思議です。

傘をさしたり、フードをかぶっている人の頭や肩の上に白い雪が降り積もります。

足元はしゃびしゃびしていて、滑らないか不安げに俯いて歩きます。

普段なら見慣れた街でも、雪だと新鮮な気持ちです。

雪は寒いけれど、命が育まれる温かい季節?

雪の日は寒いですし、冷たいというイメージが強いですが、
T・S・エリトットという詩人は「冬はあたたかく包んでくれた 気ままな雪が大地を覆い 球根には小さな命がやどっていた」と書いています。

この詩はリトアニアにいたころに、現地の授業ではじめて出会いました。

冬は寒いですし、命が枯れ果てた世界のような気がします。
リトアニアは体感温度が-30度までいくこともある場所だったので、春にあたたかさを感じるのはわかるのですが、、、

ただ冷静に考えてみると、この詩に書かれているように冬は雪の下で春の生命が育まれているわけです。

逆転した視点というか、冬に生命が育まれるという、あたたかい目線に驚きました。

春雷という言葉があるように、雷はある種、春を告げるもの。

今年の冬はいつもよりはやく、雪の下に眠る生命が頭を出すかもしれません。

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