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【一言ボイスで不労収入確保?!】時間とお金に困っている人のためのボイスを使った稼ぎ方講座

Vtuberのあれこれサポートしてたりするとお金と時間のやりくりに苦労して、活動の時間が取れないという話を良く聞いたりします。
人間、生きていくだけでも大変なのに、趣味の活動、あるいは目標を持って行動するとなるとかなりのエネルギーがいるものです。
なので、今回は個人的に調べて「あ、これなら楽して収入に繋がる」と判断した情報を公開していこうと思います。

これ一本で生きていける……というのは無理でも、月数千円の不労収入を稼ぐこと自体は不可能ではないので、副業感覚でやってみたい方はどうぞ。

実は再生数が少ない間はYouTubeよりニコニコの方が稼げる

というわけで、サムネイル画像の話になるのですが、実は少ない再生数、短めのボイスの場合、YouTubeよりもニコニコ動画の方が稼げる可能性があります。

これはニコニコのクリエイター奨励プログラムに申し込んだ動画のスコア表ですが、1点=1円換算で現金やAmazonギフト券交換が可能です。
この画像の例だと104点=実質104円の収入があったことになります。
で、この動画がどれくらい再生されているかというと……

2021年12月9日投稿で、510再生。
動画の長さは1秒。
「ばっかじゃないの//」とテレ声で囁くだけです。
実際に動画を確認したい方は↓からどうぞ。

1再生当たりの報酬は0.2円超で、下手にYouTubeに投稿するよりも高い報酬が得られていることになります。
いやいやいや、104円くらいの報酬で何をそんな……と思われる方も多いと思うのですが、4月はまったく動画に手を加えていないにもかかわらず、10点のスコアが加算されている……つまり、不労収入が発生しています。

5月はまだはじまったばかりなので0~5点の予測

ニコニコ動画はプレミアム会員ではない、無料会員でも動画50本まで投稿できるのですが……
これ、うまく立ち回れば1~2秒のボイス動画を投稿しまくるだけで、月数千円の不労収入を得られるということに繋がるんですよね。
実際にはタイトルやサムネイルの調整、ニコニコの文化に合わせたタグの設定などやることはそこそこあるのですが、慣れれば10分くらいで収録から投稿までやれたりします。
逆にまったくといっていいほど再生数が回っていないク……ネタ動画でも、10円くらい稼げてたりするので……

2月26日投稿、記事作成時の再生数は33回……1再生あたりの報酬は0.3円ですよ?
YouTubeのボイス動画は広告挟むのが難しい関係だったりで、1再生0.1円ラインだったりするのですが……

一個一個の動画の数字のインパクトは弱いですが、数十本投稿して、1年単位、10年単位で見ると結構な金額になってくるので、忙しい、お金に困ってるという人は積極的に投稿しても良いかなと。

なんでYouTubeより稼げるの?

YouTubeは広告収入をメインに、成果に応じて報酬を支払う仕組みになっています。
近年はメンバーシップやスーパーサンクス、スーパーチャットなどの機能が拡充し、収益源も高く化する傾向があります。
一方、ニコニコの場合、収益の軸になるのがプレミアム会員の会費だったりします。
会費で得たお金をクリエイターに分配する方式を採用しているため、零細クリエイターであっても収入を得やすくなっているんですよね。
更に付け加えると、コメント数など、ニコニコのコンテンツを盛り上げることに貢献した動画は報酬が増える仕組みになっています。
生配信の場合はニコニ広告の広告報酬も一部分配されます。
また、動画に対して有料ギフトを購入し、送ることも出来ます。

どの要素がどの程度奨励スコアに反映されるかは非公開ですが、零細クリエイターにも優しい仕組みになっているんですよね。
あと、二次創作の親元のコンテンツになった場合なども報酬を得られる仕組みになっていて、YouTubeよりも活動しやすいと考える人もいたりします。

https://commons.nicovideo.jp/cpp/about/

もちろん、クリエイター奨励プログラムに参加するクリエイターの数が増えれば1人あたりの分配額は減ることになり、今の水準が維持される保障はどこにもありません。
また、数千、数万単位の再生を狙いたい、専業で食っていきたいとなるとかなりハードルはあがります。
ただ、YouTubeは収益化までのハードルが高い(1000登録・4000再生時間+審査)ので、結果が追いつくまでニコニコで収入や再生数を補うというのも割りと現実的な手段だったりはします。

ニコニコで収益を出すためのポイント

ニコニコ動画の収益関連の話をしてきたわけですが、闇雲に投稿しても数字が出るわけではないことに注意が必要です。
ニコニコにはニコニコの文化があり、YouTubeと違った仕組みで成り立っています。
逆に言えば、仕組みさえ知れば数字を取りにいくハードルが一気に下がるので、数字を出す、報酬を得るためのポイントを簡単にまとめていきます。

大前提:クリエイター奨励プログラムに申し込む

ニコニコのクリエイター奨励プログラムは自動的に申し込まれるものでは無く、申請が必要なものになります。
プレミアム会員(有料)と一般会員(無料)で申し込み方はかわるものの、プレミアム会員になることは必須ではありません。
一般会員の申し込み方法はこちら

また、クリエイター奨励プログラムは上記申請後、著作物に関するガイドラインを守り、作品ごとに別途申請する必要があります。

必ずガイドラインを確認し、条件を満たしたもののみ申請を行いましょう。
不正はだめ、絶対。

一般会員は動画の一場面からサムネイルを設定することになる

ニコニコ動画はプレミアム会員と一般会員で使える機能に差があり、一般会員の場合は動画と別に用意したサムネイルを使うことができません
投稿した動画の1シーンを切り取ってサムネイルにすることになるため、事前にサムネイルにできるポイントを考えておく必要があります。
こんな感じで……

5分で適当に作ったサムネイル

サムネイルに使える画像にボイス重ねて動画にすると楽ですね。
1枚絵にボイスだけでも動画として成立します。

サムネイルは使いまわせると楽

ニコニコに限らず、YouTubeでもサムネイルに悩む人は多いと思うのですが、ことボイスコンテンツについて言えばサムネイルは使いまわせた方が圧倒的に楽ですし、数字も安定します。
理由は簡単で「ボイスコンテンツは中身がわかることが重要で、デザインに凝っても再生数に繋がるとは限らないから」です。
むしろ、デザイン統一して、テンプレート化した方がブランド化が進み、リピーターがつきやすくなるケースすらあります。
具体的にはこんな感じ。

一つ前の小見出しのサムネイルの文字をいじっただけですが、印象が大きく変わってるはずです。
こんなのでいいのか? と言われたら「検索時はサムネイルが小さくで表示されるので、デザイン凝りすぎると内容が伝わらない」と返します。
あと、ボイスコンテンツの視聴者は中学生未満含む10代中心なので、わかりやすい方が響きます。

ボイスメインで投稿してる人の視聴者層

必ずタグは11個つける

これは再生数取れない人の共通点になりますが、ニコニコはタグ検索をする文化があり、タグを付け忘れるとまったく再生されないということが多々あります。
ニコニコは視聴者がタグを編集できたりタグで遊ぶ文化がある一方で、視聴者がタグを編集してくれる保証も無いので……
タグは11個全て埋めるのが基本になってきます。
覚えておきたいのは、動画投稿時は6個までしかタグをつけられないこと。
動画投稿後、タグを編集すると11個までつけられるので、必ず11個つける癖をつけるのがおすすめです。
あと概要欄にタグを書いても機能しないので注意。
また、機能しない、誰も見ないタグをつけても再生数には貢献してくれないので、自分でしっかり機能しているかチェックすることも大事。
ボイス系で代表的なものだと
シチュエーションボイス 男性向け 女性向け 男性向けボイス 女性向けボイス 紳士向け 紳士向けボイス ASMR 男性向けASMR 女性向けASMR
で、全部別のタグとして機能しています。
YouTubeとは仕組みがまったく異なるので、ニコニコのルールはニコニコのルールで覚える必要があります。

小額でも広告をつけると伸びやすい

ニコニコにはニコニ広告という、視聴者・クリエイター双方が動画やイラスト、生放送などのコンテンツに広告をつける機能があります。
ニコニ広告は無料で貰えるものも多く、キャンペーンを駆使すると大量にもらえたりもします。

そして、重要なのはここからです。
広告をつけるということは、広告をつけたコンテンツが目立つということで、広告は自分の動画などにもつけることができます

各種検索をしたときに広告が表示されたりするので、タグを11個全部つけて、無料範囲でいいので小額でも広告をつけると意外と再生数が伸びたりするのですよね……
なお、タグをつけないと、タグ検索をしたときに広告表示する場所がなくなってしまうので、余計にタグが重要になってきます。
投稿して時間がたった動画でもしっかり広告つけると伸びるケースもあったりするので、クリエイター奨励プログラムのポイント稼ぎにも重要だったりします。

台詞は定番やテンプレートでも伸びることが多い

一番最初に紹介した「ばっかじゃないの//」のボイス動画に見られるように、割とお約束、テンプレート、定番のボイス動画も人気があったりします。

【ツンデレボイス】ばっかじゃないの//

みたいなタイトルでも再生される……というよりも、わかりやすい分安心してクリックできるまであるので、シンプルなものを投稿して、視聴者の反応見たり、他にニコニコで人気がある動画をリサーチして自分なりに調整していくのがおすすめだったりします。
ツンデレ百合とか、混ぜるのもOK(ツンデレ、百合などのタグから伸びる可能性もある)
なお、「はーい。ママですよ~」と喋って貰うだけのバブみASMRでも270再生くらいとれてたりするので……

ママですよ~と呼びかけるだけのお仕事でお金が稼げる時代。

自分がやりたいようにやって稼ぐのも方法ではあります。

普段投稿している動画を流用してもいい

なお、ニコニコ専用に動画作るのが面倒な人は「おはV」用に作ったボイスを流用して投稿、アーカイブ代わりに使っていくという方法も存在します。
YouTubeだとショート動画は収益化の対象から外れるので、ニコニコの方がプラスになる場合もままあります。
動画を投稿するとクリエイター向けの広告チケットもらえたりするので、チケット集めて歌動画に広告つけたり、配信のアーカイブも投稿して伸ばしにいったり、応用範囲も広くなります。
ただ、再生数をとりにいく場合は、ある程度自分で調べて、伸ばし方から考えることも大事(タグの厳選や、タイトル、サムネイルの工夫、広告額、ジャンルごとの競争の激しさの違い)だったりするので、ご注意を。

地味にでも成果と利益を積み重ねたい人におすすめ

色々書いてきましたが、ニコニコはYouTubeよりも零細クリエイターに対する還元が豊富で、公式のピックアップなども働きやすくなっています。
熾烈な競争の中で数字をとることに疲れた人、地味にでも成果を積み重ねたい人にはニコニコの方が動きやすいケースも珍しくないのです。

また、オリジナリティにこだわった作品を伸ばすには口コミなどが必要になりますが、ニコニコは視聴者がタグを編集できるなどユーザー主体で伸ばす仕組みが多いため、YouTubeに投稿するよりもニコニコに投稿した方が伸びるケースも珍しくなかったりします。
クリエイター奨励ポイントをニコニコポイントに変えて、広告に使って動画を伸ばす……なんて使い方もできたりするので、配信だけ、YouTubeだけでつかれている人はちょっと触って見ても良いかなーと。
なお、ポイントはAmazonギフト券に交換することも可能なので、割と使い勝手がいいことには言及しておきます。

追加

ミニボイスって言われても、ネタに困るんだよ!!! という方向けに、身にボイス集を作り始めました。
ちまちまと追加をしていく予定なので、興味がある方はどうぞ。
100個目安で作っていきます。

https://note.com/shiratama_sann/n/n7a396b13ee31

また、台本のライセンスはニコニ・コモンズに登録しておりますので、親コンテンツに指定していただければ動画のチェックやマイリス登録にうかがいます。


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