プロデュースって結局何やってるの? プロデュース側のよもやま話

明けましておめでとうございます。

noteでシチュボ関連のプロデュースプラン(台本つき8000円)、FANBOXでプロデュースお試しプラン(月額3000円)の提供をはじめたわけですが……

思ったよりも問い合わせや依頼が多いので文章化しておこうかなぁと。

端的にやってることまとめると「数字を取るためのお手伝い」で、企画協力・台本作成・タイトル提案・類似するヒット動画など事例紹介・宣伝・結果の分析とその後への生かし方などなど……ほぼほぼ持てるノウハウ全部突っ込んでます

プロデュースする側の情報流れることもあんまりないと思うので……

記事にしてみますね。

かなりシビアなプロデュースの世界

プロデュースする人間となると「君は才能あるよ!」みたいな感じでスカウトして……とか思う人もいるかもしれませんが……

ぶっちゃけると、本人にやりたいことがあればどんな人でもプロデュースは出来ます。

ただし、プロデュースする側のスキルが足りているか、プロデュースされる側が行動できるのか、採算が取れるほどの数字が取れるかはそれぞれ別の話になります。

プロデュースしても余り伸びない場合は、プロデュースする側に問題があるのか、される側に問題があるのか、見込みが甘かったのかという話になるのですよね。

たとえば、原石から磨いていくのであれば中長期視点で育てるための時間と労力が必要になります。

じゃあ、「伸びない間の人件費や、モチベーションを維持するためのコミュニケーションコストは誰が出すの?」という問題に……

プロデューサーや、プロデューサーを雇う企業・事務所が負担するのか、プロデュースされる側が負担するのか考えないと最悪全員一緒に心中することになりかねないのです。

ボランティアでやるとしたら、それはいつまで続けられて、どこを目標とするかが問題になります。

途中で意思疎通がうまくいかなくなり、イベントや権利が浮いて活動自体が出来なくなるとか……珍しくもないです。

関わる要素が膨大で、採算出せるほどの能力・時間・資本がなければどちらかの時間や労力の搾取になりかねないのがプロデュースです。

なので、私の場合は人件費分のお金をとるか、データ取得のためのモデルケースとするか、どちらかでプロデュースしています。

人件費稼ぐスキル身につけるのものも大変なのが芸能関連のお仕事(クリエイターなどのコンセプトがなければVも芸能関連)になるので、趣味とビジネスはわけること、現実的に続けられるかどうか考えることは大切ですね。

ビジネスで考えると芸能関連で二人分以上の人件費を稼がなければ採算取れないわけで、滅茶苦茶シビアな世界だったりします。

やれることが多いから企業でも失敗する

私はフリーランスで好き勝手にプロデュースやっているわけですが、フリーランスの強みは人件費を度外視したサービスが提供可能なことです。

具体的に、私がプロデュースする際にできることを書き出してみましょうか。

1.数字を取りにいける動画のノウハウ提供(タイトル・サムネイル・台本・演技など、YouTubeの再生数・登録者狙いの戦術、戦略)

2.台本を利用した各種企画(YouTubeの登録者&Twitterのフォロワー獲得の両面)

3.各種データの分析(YouTube、Twitterなど各種)

4.宣伝広告の協力(再生リストへの追加や記事化、告知の拡散、配信の実況、YouTube広告の検証とフィードバック)

5.イベントやお役立ち情報の共有

6.個人事業の範囲内での仕事依頼

7.とにかく褒める(「○○再生おめでとう!」「登録者○○人突破おめでとう」など)

8.活動内容&人生相談

などなどです。

全盛りにしてしまうと万単位になってしまうのでやりませんが、「価格分の仕事」はするようにしています。

プロデュースで結果出してるのはフリーランスとしての経験生かしつつ、プロデュースされる側の長所を伸ばしているからで、相手の希望を聞きながら調整するようにしています。

モチベーションを殺さないようにしつつ、広い範囲でサポートできるのが強みです。

結果出せないのはプロデュースする側、される側両方の損失なので割と真剣にやっています。

……ところが、これが企業になると「人件費をまかなえるくらい効率化しないと赤字を垂れ流す」ことになります。

黒字にするのにもノウハウが必要ですが、ノウハウを持ってるプロデューサーは芸能事務所とかで働いた方がお金稼げるので、わざわざVtuberという限られた世界で働く必要がなかったりしてですね……

夢と浪漫で赤字覚悟で突っ走ってる狂人か、そもそも計算が出来ない人間が集まっているかで分かれやすいのがV界隈のプロデュース事情だったりします。

運営含めて成功しているのは、同人サークルの運営経験があって数字出すための方法を知っていたり、フリーランスや特定ジャンルのプロから出発していることが多く……

ノウハウ無しでゼロからはじめて成功させるのは非常に難しい世界です。

V界隈初期のバズから波に乗り続けてるレアケースもありますが。

企業や事務所に所属してもプロデュース能力ある人がいないとか別に珍しくもないので、事業から撤退したり、所属Vが引退して個人Vに転生したりとか色々出てくるわけです。

個人事務所とかサークルが撤退することも珍しくないわけで、どれだけプロデュースが難しいかもわかってもらえるかと。

生活とV両立するの大変ですし、それでモチベーション維持するのも大変ですから。

やれることが多い分、成功させることも難しいのです。

否定するのではなく肯定するプロデュース

プロデュースの色々書いてきましたが、私が行っているのはシチュエーションボイスを中心とした「肯定して育てるプロデュース」になります。

人それぞれスタートラインが違いますし、本人が試行錯誤しないと学べないこともあるので、やれることはモチベーション高めつつ背中を押すこと、数字を取れる条件を整えることくらいなのです。

検索対策をしてもシチュエーションボイスの初投稿で1,000再生を超えるケースは珍しいのが現実ですしね。

一方で、継続的に投稿を繰り返せばそれだけヒットが出せる確率があがります。

モチベーションの死が活動の死に繋がりかねないのがVの世界なので、継続前提としたアドバイスやサポートがプロデュースと思っています。。

コネクションや資金力に任せて、プロデュースする相手を選んで試すような手法は取っていないので……

気軽にお問い合わせいただければ幸いです。

ちなみに、オリジナル台本つきのプロデュースプランが8,000円で、Twitter経由での受付。
見積もり無料で、簡易的なコンサル受けた後にキャンセルしても問題がないのが大きなメリットです。

FANBOX経由のプロデュースお試しプランが月3,000円になっています。

シチュボのタイトルやサムネイルの相談ができるお試しプランも作ってあるので便利に使って貰えばいいかなーと。

割と安めの価格設定にしているので、1ヶ月で抜ける前提でプロデュースプラン入って、より安いプランに乗り換えるかすっぱりやめるのが一番お得ですね。

一度覚えた技術やノウハウは腐りませんし。

シチュボのプロデュースはじめてから月100名越えるペースで登録者増えているVなんかもいますので、数字が欲しい方はご相談ください。






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