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Vの「伸びる」の話が1万PV突破していた話と、最近の伸びたVのお話

中小企業Vや個人Vの話をメインに書いている人間なのですが、ふと年間のPV数のチェックをしたら、Vの伸びるについて書いた記事が1万PVを超えていることに気がつきました。

なんというか、それだけ需要があるんだなーという面と、投稿から約1年たっても毎月数百アクセスあるあたり、悩む人多いんだーという感じで見ています。

なお、今月は男性Vの伸び悩みの記事のアクセスが伸びていたりもするので、徐々に悩みのトレンドも変わってるのかなーとかも思ったりします。

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いろんな情報媒体チェックしてると、他にも「伸びた」という話は結構あったりするので、もっと具体的な手法とか知りたい人のためにも記事まとめて見ようかなーと。

実は結構いろんな伸び方がある

伸びる伸びないーという話は結構あるわけですが、同様に伸びた話も色々種類があったりします。

どんなルートで、どのように伸びたか?

は、割と重要で、中には再現性が高い(真似るハードルが低い)ものもあったりします。

私はシチュエーションボイスのプロデューサーやってたりもするのですが、理由は「シチュエーションボイスは低コストでコンテンツを作れて、数字を取るハードルが低い(ヒット動画の再現性が高い)から」です。

一番数字がはっきり出たのはシチュエーションボイスのプロデュース行っているベルファさんのケースですが、2020年10月に台本+サムネイル作成のノウハウなどの提供を開始し、大体月1本程度のボイス提供で420名ほどの登録者が2021年5月27日現在1610名まで増えています。

収益化達成+提供台本から生まれたシチュエーションボイスが3作品連続で1万再生突破とか、安定した数字出せていますね。

数字安定しているのは、ヤンデレ&催眠・洗脳系のシチュボで伸びたので、強みを伸ばすべく類似ジャンルの台本提供を徹底しているのも大きいですね。

【コンテンツをブランドしていく】戦略で、シチュボ動画投稿のたびに200名くらい登録者が増えるという状況になっていたり。

同じくシチュエーションボイスで関わりがある方で、私の記事参考にして伸びたという報告もちらほらいただいていたりします。

寝莉音クランさんは、4月末に登録者数1000名に到達してから、5月27日時点で登録者数2740名と倍以上に増やすことに成功しています。

躍進のきっかけの一つとなったのが、16分を超える超長尺のシチュエーションボイスです。

5月1日投稿で、記事執筆時点の再生回数は約3万8千回

もともと過去記事で10分を大幅に上回る超長尺の動画で10万再生超のヒットを飛ばしている野宮のんさんの事例を紹介したり、サムネ作りのノウハウ流してたりしたのですが……

見事にヒット動画の再現に成功されたわけです。

シチュボという狭い範囲に絞り込んでも、ヒット動画の共通点洗い出して要素詰め込めば、伸びるスピードを上げられるので、成功例を参考に市場にあわせるとかも結構大事かなぁと。

参考情報なしで完全オリジナルにこだわるとゼロから市場開拓することになったり、すでに失敗例がたくさんある内容をなぞることになりかねないので、割とハードです。

情報収集して、市場にマッチする形で作品作った方が数字は取りやすいので。

同接0から半年でフォロワー6400人、登録3500人突破したケース

3月17日にTwitterに投稿され、RT720、いいね2100がついているのが春霞みぃなさんが発信した情報です。

ほぼ同接ゼロからの出発で、Twitterのフォロワーの増やし方、同時接続数の増やし方など、悩むんで答えを見つけ、結果を出すまでの過程までしっかりと書き込まれているので非常にわかりやすいかなーと。

それと、努力家なところが見えるツイートもセットで。

努力が基本で、プラットフォームまたぎつつ、積極的に配信してたらファンも増えるよなぁと。

グッズなどの情報も積極的に配信しているVなので、活動追ってみるのも面白いかと思います。

バ美肉Vが3ヶ月で登録1000人を突破したケース

競争が厳しい中、3ヶ月で登録1000人を突破したケースも存在します。

なんでもする系Vtuberかくきりこさんのnoteでは、バ美肉Vとしてなにをしてきたか、やらないように気をつけたことが○×形式でまとめられています。

きりこは、12時間配信して最高同接50人超えてたのに新規チャンネル登録者0人のポゴスタック配信を経て悟りを開きました。
引用元:バ美肉おじさんが3ヶ月で登録者1000人にするためやったこと、ぜったいにやらなかったこと

といった、衝撃的なエピソードにも触れられているので、伸びると向き合いたい方は読んで損はないかと思います。

朝配信など活動の幅を広げることで伸びたケース

ZERO Project所属・紡音れいさんのケースだと、活動する時間帯を増やすことで数字を伸ばすことに成功しています。

5月28日、日本時間6時にENVtuber Reinyさんとコラボ配信を行うなど、フットワークの軽さも見せています。

元々活動をしていない時間帯で活動することで視聴者の幅を広げられる可能性があるのは大きな武器です。

また、ファンの幅が広がることで、イベント時や、通常の配信時に人を呼び込みやすくなるルートや、口コミが広がるルートを作りやすくなるのもポイントです。

活動時間帯を変更する工夫で、実際にファンを増やすことに成功した事例の一つになります。

情報の収集と取捨選択が鍵になる

伸びた人の情報は探せば以外とあるもので、積極的に情報を収集することがプラスになる場合もあります。

注意したいのは、「自分が真似できるかどうか・真似できるとしたらどれくらい手間と時間がかかるか」というバランス感覚が求められることです。

伸びるたという情報は、その人が伸びるための情報であり、自分が伸びる方法、伸びたい方法と一致するとは限りません。

情報を取捨選択しつつ、部分的に取り入れるなど工夫をするのがおすすめで、その匙加減が難しいから苦労する人も多いのです。

基本的な話ですが、創作や情報発信に100%の正解はなく、時間経過によって成否がかわるケースもあります。

試行錯誤して、失敗して学んで、新しくチャレンジすることも大切で、その積み重ねが実力に結びつく場合も多いのです。

誰でも同じことができるわけではないので、自分のスケールで成長を感じられるように調整を行いつつ、工夫ができると少し楽になるかなぁとは思います。

ざっくりと、「雑談とかコミュニケーションが苦手なら、企画しっかり練った配信にするか、動画でまとめた方がマイナスが目立たないのでは?」など、自分の適性で判断する方法も、「やりたいから」という理由を最優先するのも自由なのが表現の世界です。

そうの上で、数字は「自分以外の人間の気持ちが集まっているので、魅力がない・感じないコンテンツには集まってこない」という理解が必要かなと。

魅力的であっても宣伝が足りなくて数字が伸びないケースもざらなので……

迷ったり、悩んだりしたときは、他人が何をしているのか見た上で参考にするのもいいですよーという、基本に返るお話でした。

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