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城縫ヰ
2016年8月19日 19:26
「やあ、お嬢さん、ふふ、君は随分と寂しそうだ、だあれもいない公園の中、たった一人で可哀相なほど錆びたブランコをギリギリ鳴らして揺れている。それに、よっぽど空に浮かぶ夕日のほうが、表情豊かじゃないか。ふふふ。比べて君はそこらに転がるちっぽけな小石だ。」「いきなりなに?貴方は誰?黒いもやもやした影みたいに気持ち悪い。」「私?私はね、黒い靄の影みたいに気持ちの悪い私は、そう、魔法使い、何でもでき