見出し画像

上海・浦東空港トランジットとは(それは、スルーできず、荷物ピックアップが有る時のことじゃった)。

マイレージがたくさんたまったので香港往復の特典航空券をとったら、とても残念なことに帰りの便が上海トランジットだった。ものすごく嫌だったけどタダだからいいことにした。香港から上海までは吉祥航空という中国の航空会社で、調べてみると荷物はスルートランジットすると書いてある。まあ、特典航空券で検索すると出てくる航空券だからいろいろ大丈夫だろうとタカをくくっておいた。

しかし。帰りに香港の空港に行ってびっくりしたんだが、荷物がスルーしてくれず、上海でピックアップしてチェックインし直しだよとカウンターの兄さんが言うのだ。

今、中国ビザいるじゃん? と思って聞いたら、航空券持っててトランジットが24時間以内だったら荷物ピックアップのために出国してよし! というトランジットビザ免除の制度があるそうだ。トランジットビザは、空港から出られる臨時ビザ。それも免除される場合が空港から出ない時。出られるやつはエリア限定で144時間オッケーというやつもあるらしい。6日だよ。144時間って。それはもう6日間で上海行くんだったらビザ無しでオッケーということだよ。

ともあれ、カウンターの兄さんありがとう。バリバリの訛りと早口だったけど決死の覚悟で耳をそばだてたよ。

上海浦東空港のイミグレーションついたら、青い帯のついた用紙に記入。普通の全面青い入国じゃないやつ。で特殊なカウンターなどはないので、ふつうの入国の窓口にひたすら並ぶ。当然だがここは中国、遅々として列は進まないので、トランジット時間が3.5時間あってまじでよかった。ついでにいうと、荷物預け直すANAのカウンターも深夜にもかかわらずしっかり長蛇の列だった。とにかく、長蛇の列で待つんだけど、中国の御仁たちは人数が多いので待つのは当たり前と思っているので、とにかく並ぶことには非常に‥‥寛容な気がする。

これな。

で。深夜の上海空港はケチな店しか空いてない。深夜便があるんだったら、もっと派手にいろんなお店をあけておいてくれ。もうかるぞ! と思う。ついでに、日本の航空会社はそういうケチな店からもすごーーーーく離れた所の遠い遠いゲートなことが多いんだった。かつて出張してた時は、それが嫌でできるだけ市内に近いし名前もかわいい虹橋空港を使っていたんだった。

特典航空券じゃなかったらキレられる条件がたくさんあった。

スルーチェックインができる便かそうじゃないかはマジでチケットとるときに“必ず”書いておいて干し芋。ただでも乗らん。こんな便。