見出し画像

2024/05/18:ご機嫌ソロ充

今日も気持ちがいい晴れ、東京は29℃とかテレビで言ってるのを何となく聞いていた。

友人の結婚式が来週に迫る中、なんかいいピアスないかな、と近所の商業施設に繰り出した。
まず雑貨店に入って、ずっと気になっていたマグネットネイルを手に取り会計列に並ぶと、「LINEの友だち登録で即日利用可能の100円引きクーポンが貰える」との文字。

使うしかないな、と友だち追加のQRコードを読み込み、レジのお姉さんに提示し、専用のバーコードを読み取ってもらう。しかし、一向に割引される気配がない。お姉さんも色々とレジ端末を操作してみるが、なんの変化も起こらない。次第に焦りの空気が伝わってくる。
名前の札をよくみると、「研修中」の文字が。
待たされることに対して、何の怒りもなかったが(一人だし、特に時間の決まった予定があったわけでもないし)この焦りが充満した空気を何とか柔和なものにできないかと、通常時よりも少し穏やかそうな顔(?)をして、「すみません、少々お待ちください」と言われるたびに「全然大丈夫ですよ!(笑顔)」と返した。
人間が表現する「威圧」という態度の1番対極の位置にありそうなオーラを纏い、土日混んでるのに働いてて偉いね、ゆっくり学んでこうねという念を送り続ける。
多分私、巷で噂の「いい人すぎるよ展」展示案件でしょう。
その後、上司を呼びに行き、上司も怒らずにこれはこうだよ、と教え、無事に100円引き。全て円満ハッピー解決。裏で怒られたり、過度に反省してないといいなと思いながら店を出た。

その後は、食べてみたかったジャスミンクリームとイチゴのコロネが食べれるカフェで一服し、チャリを漕いで別のエリアに。そこでも食べてみたかった中華料理屋の牡蠣ソース和えソバと海老の点心、デザートにライチのシャーベットまで食べて、ご機嫌満腹状態を作り上げた。

気に入ったピアスはなかったので諦めた。


昨日も今日も天気がバッチリすぎて、夕方海に行きたいという気持ちが湧いていた。
友人に「海に行きたい」と言ったら「どうした、なんか嫌なことでもあった?」と聞かれたが、私はただこの心地いい気温と風を、海沿いで浴びたいだけなのだ。友人がそう聞いてくるのも分からなくない。突然「海に行きたい」ということが「なんか嫌なことでもあった人」の記号になってしまっているのが明白だからだ。面倒臭い。面倒臭いというか、余計な意味を含んじゃってるよな、感にもやっとするのだ。もやっとでもない、ふさわしい言葉が見つけられない感情だな。
昨日日記中で「海に行くことで何か解決するのか」と言ったりもしたが、この場合、私まで海に行くことで何かを解決しようとしている潜在意識がある。ただ海に行きたいだけなはずなのに。

それと同じで、月が綺麗なことをただ「月が綺麗」と伝えたいのに、余計な意味を含んじゃってるな、と一時停止する瞬間がある。面倒だ。
本当に月が綺麗なことを伝えたい時、なんて言ったらいいんだ?「変な意味はないけど」とか「純粋に」とかを頭につける?それを言ってる時点で脳裏に「アイラブユー」がハッピーセットだ。悔しい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?