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ポケモンとの歩み
1996年。両親に初めて買ってもらったゲームは『ポケットモンスター緑』だった。本当は赤が欲しかったのだが売っていなかった。手持ちはあまり記憶がないが、色に合わせてフシギダネを選んだのは覚えている。
それから今年で26年経った。周りで1人、また1人とポケモンから卒業していく中、私はずっとプレイし続けている。飽き性にも関わらず、だ。
最早趣味を通り越してライフワークになりつつある。
一昨年に公開された特別動画は、様々な感情の波が押し寄せて1時間くらい咽び泣いてしまった。腰痛持ちののろわれボディなので起き上がるのが大変だった。
引用元:YouTube
【Official】Pokémon Special Music Video 「GOTCHA!」 | BUMP OF CHICKEN - Acacia
思えばポケモンというコンテンツは常に身近な存在だった。子供同士の共通言語のような役割もあったように思う。
劇場で初めて観た映画は『ミュウツーの逆襲』だったし、ポリゴンショックの騒動で体調が悪くなった同級生もいた。高校の修学旅行ではクラスの皆でポケモンを持ち寄ってトーナメントを開催したこともある。
102という不穏な数字を見かけると今でも身構えてしまう。
ハマる理由
何故ポケモンはありじごくの如く、私をここまで惹きつけるのか。
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人それぞれ心がはねる理由はあるのだろう。元ネタをどことなく感じさせる地方の冒険、魅力的なモンスターとキャラクター、情緒溢れるBGM、複雑な対戦要素…と優れる点を挙げればきりがない。
上記全ての要素に同意するのは言うまでもないが、私の場合は「ただの1人のトレーナーに戻れる」からなのではないかと思う。
ポケモンをプレイしている間は、小学1年生の私とアラサー会社員でにげごし・かんそうはだ・ぶきようの私は一緒だ。がむしゃらにゲームに没頭して喜び、ワクワク、驚き、悲しみ、焦りの中を駆け巡ることができる。
とはいえ、新しいものに対するてきおうりょくも年々落ちてきた。
正直名前をドわすれしているポケモンもいるし、フェアリータイプの相性にようやく慣れてきた(何故ほのお相手に半減されるのかは未だにわからない)。アクション要素の強い『アルセウス』は楽しみつつもなかなか苦労している。
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最後に
新作スカーレット/バイオレットの舞台はスペインモチーフだと言われている。サグラダファミリアのような建造物があったからだろうか?
パスポート未所持にも関わらず、アメリカ(ニューヨーク、ハワイ)とフランスはもう勝手に渡航経験があると思っているので、年末の海外旅行には大いに期待している。
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