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白矩ではVimeoにてRhinocerosとGrasshopper等の各プラグインの基本的な操作説明や、熟練者が知るTips、建築設計や生産に関する解説動画を配信しています。 こ… もっと読む
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2022年11月の記事一覧

住宅のエネルギー消費計算プログラムを使ってみた

住宅のエネルギー消費計算プログラムを使ってみた



住宅のエネルギー消費計算プログラムとは?国立研究開発法人建築研究所が国土交通省国土技術政策総合研究所と協力して公開している無償の計算支援プログラム。

計算支援プログラムは以下の告示に準拠したエネルギー消費性能・外皮性能の計算を支援する。

計算プログラムのサイトトップではバージョンの違いによる使用可能範囲が明記されていましたので、使用する際は注意が必要。

計算の順序計算プログラムを使うには

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【Elefront】親子レイヤー名を丸ごと取り出す方法

【Elefront】親子レイヤー名を丸ごと取り出す方法

ElefrontはGrasshopperに参照オブジェクトとしてオブジェクトを取得することで、レイヤー情報やオブジェクトのアトリビュートなどを取り出せるプラグインです。

このElefrontにGetRhinoAttributeというコンポーネントがあります。

入力した参照オブジェクトのオブジェクト名・レイヤー名・レイヤーのRGB値が取得できる便利なコンポーネントですが、デフォルトではこのオブジ

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エラー:GHでレイヤの参照でTextが参照されない。そして、その対処方

エラー:GHでレイヤの参照でTextが参照されない。そして、その対処方

Grasshopperのplugin 「Elefront」の「Reference by Layer」を使用した際にTextが参照されない問題が起こりました。

状況としてJw_cadで作成された図面をDXFに変換したモノを使用した際におきました。確認はしてませんが、Rhino以外で作成されたcadデータの場合起こりうる可能性がありそうです。

対処方は、「Reference by Layer」を使

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【Grasshopper】Recordコンポーネントのクセの話

【Grasshopper】Recordコンポーネントのクセの話

RhinocerosのプラグインであるGrasshopperはデータを入力して、アルゴリズムで作られたオブジェクトをライノに「焼きつける」ことができます。

その中に、複数のデータリストを入力した順番にスタックできる”Data Recorder(Rec)”コンポーネントがデフォルトで搭載されています。
入力したデータリストが出力側で順番にスタックされ、コンポーネントの右側にある「×」ボタンを押すと

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