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傍のソバ・ハノイ編/2度目のPho Thin 13 Lo Duc

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ベトナムのコロナ第4波は衰える気配がありません。
ハノイではガイジンが大勢住む高級アパートでクラスターが発生しています。
入国者が隔離終了後に陽性になるケースが多いようです。っていうか隔離ホテルに問題ないのか。

感染者が出ると建物ごと封鎖されます。
玄関の外で鉄砲持った兵隊さんが監視します。食料や必需品は供給されます。酒類はわかりません。
ウチはほぼベトナム人のアパートなんで今のところ大丈夫です。けど、いろいろ耐えられなくて来週引っ越します。
封鎖されたら引っ越しできるのか、それだけが心配です。っていうか、当然できないだろう。

火曜からすべての飲食店の店内営業が禁止され、Take awayのみとなりました。
これはその寸前、先週末に行った、池袋にもあるPho Thin/フォーティンの本店で食べたPho Boです。
うちの近所の支店は閉まったので久し振り。

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ワタシは支店が好きでした。静かでキレイで味もそんなに悪くない。
ところがベトナム人は、あれはPho Thinの味じゃないと言って入らず、それでコロナ休業もあり、ひっそりといつの間にか閉まりました。
本店は狭くていつも混んでて、建物の古さには味があるもののなかなか行く気にならなかったワケですが、朝の散歩の途中で前を通ったら意外と空いてて、勢いでスルッと入りました。

ここの決まりは入口での前払い。牛肉のフォー/Pho Boが60k.ドン≒280円ナリ。ハノイでは高いほうです。
席は木の長椅子で、普通は家族、カップルは向かい合って座りますが、今は衝立があるので並んで座ります。だからみんな横向いて喋るので衝立の意味がないんじゃないかと思うのは狭い店内でワタシだけです。

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3分くらいで到着。いろんな葉っぱがドンブリを覆っています。
箸を麺の下に入れて、ぐっと持ち上げて肉と葉っぱと混ぜ合わせます。
ぐわっと口に入れるといろんな味が複雑に混じり合いながらも完璧なバランスを保っていることがわかります。っていうか、ただウマいと感じる。

秘伝のスープとか、こだわりの肉とか、麺のコメとか、いろいろ店主が言ってるエネッチケーの番組のDVDがうちにあってタマに見ますが、支店は、池袋はどうか知らないけど、そこまでやってなかったんじゃないかと思うほどの味。

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