日本最初のビアガーデン

日本で最初のビアガーデンは、1875年横浜の「スプリング・バレー・ビヤ・カーデン」。

これは、「スプリング・バレー・プルワリー(現在の麒麟麦酒)」の創始者ウィリアム・コープランドが、自宅を改装して開いたものです。
とはいえ、一般人向けではなく、主に外国人居留者のためのものでした。

大衆向けでは、1903年に札幌麦酒会社(現在のサッポロビール)が東京隅田川吾妻橋東岸にビアガーデンを開いたものが最初と言われています。

日本で最初の屋上ビアガーデンは 1953年の大阪の「ニュートーキョー大阪第一生命ビル店」。
大口の貸切依頼に対して、店内のキャパシティを超えたため、ビルの屋上を開放しビールや料理を振る舞ったのが発祥です。

注)
ウィリアム・コープランド(1834年-1902年)
・ノルウェー系アメリカ人の醸造技師
・日本で初めて産業としてビールの製造
・日本ビール産業の始祖