見出し画像

2019年10月12日

 東村山に手品道具の修理に。暇なので電車の中で色々考えてしまう。

 Pocochaという配信アプリの構造について。

 このアプリは基本的にガチャゲーと同じだ。パズドラとかモンストに酷似している。Eランクの雑魚キャラをSランクの強キャラに育てるゲーム。そのガチャキャラを『人間』に置き換えた構造だ。

 したがって、Sランクになったキャラクターが増えればインフレーションを引き起こし、新しいガチャキャラクター(本アプリにおいては、外部から流入してくる人間)が新たに追加され、今まで最強だったキャラクターは相対的に雑魚キャラになる。

 そしておそらく最初に最強キャラを所持していた「リスナー=プレイヤー」は別の新しいキャラを新たに育てるか、飽きて辞めるかのどちらかだろう。

 他のガチャゲーを見ると、これを延命するために初期に出た最強キャラを「進化」させるシステムを適用しているので、いずれそのようなシステムを投入させる気がする。

 しかし、それが延々と通じるわけではない。おそらく飽きられる。飽きてまた別のガチャゲーをやり始める。

 その頃には、本アプリの管理者も利益をあげており、あとは本格的に下降線を描く時にはライバーに分配される金額を減らすなどの延命措置が取られて、儲かっているうちに『ひっそり』と終焉させるだろう。それは他のアプリと同じだ。DeNAの過去のソーシャルゲームのシステムを見ると参考になるかもしれない。

 それを知った上でわたしというガチャキャラがどのように立ち振る舞うへきか?

 まだ先が見えない(というか、お先真っ暗である)。

 ちなみに、なぜわたしがおやすみチケットを、なるべく使わない方がいいと思っているかを記載しておく。

 リスナーがライバーに感情移入している空気ができている場合、崖っぷちであればあるほど応援したいという心理が働くからだ。

 大道芸人が難しい芸に挑戦してわざと失敗しそうになったところを見せて、「みなさん、もう一度チャンスを。みなさん応援してください」と、感情を高揚させて最後にチップを入れてもらう空気作りと同じだと思われる。

 しかし、そうは言うもののライバー側としては崖っぷちで耐えるのはキツく、チケットがあれば使ってしまう。チケットを使って得をするのは本アプリの管理者だけである。
 ライバーにはデメリットしかない。
 それでも使って意味のある状況はその日は完全に配信しないと決めている場合だと思われる。

 もし、『メーターを落とさないため』にチケットを使うのであれば、逆効果だと思う。

 なぜならチケットを使うとメーターが崖っぷち状態であることが自分を応援してくれるファミリーに見えなくなるので、心理的焦燥感(すなわち、〇〇ちゃん頑張って〜)という気持ちが薄れるからだ。

 わたしはそこまで真剣にもなれないし、かと言ってそういうものだと割り切りこともできない。

 そして手品道具の修理が終わって帰り道で人形屋に立ち寄ってガイコツのあやつり人形に一目惚れして購入してしまった。クレジットの分割払いで。ああ......。


 ま、いいか。

 さあ、眠剤齧って寝よう。
 おやすみ、世界。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?