日々勉強

最近、プレイガイドの差別化について考えている。ローチケはありがたいことに大手と表現されることも多い。競合他社として、ぴあさん、イープラスさんなどがあるわけですが、こと「演劇」というジャンルで考えた時に、自分たちの立ち位置というか存在意義のようなものに頭を悩ませている。

最近、ちょっと立場も変わり、もう少し引いた大きな視野・視点で物事を考えている。プレイガイドの中での競合との差別化とは?自分はスーパーマーケットに例えて考えることが多かった。

「近所にできた大手スーパーに勝つ方法は?」という視点で考えてみる。自分はどうやってスーパーを選んでいるか?立地とかもあるけどやっぱり価格が大きいなと思った。しかしながら、僕らプレイガイドは値段の設定ができないのです。としたらどう差別化を図ればよいのか?

そんな時に「プレイガイドはデパートだ」という意見を聞いてなるほどなと思った。確かにデパートは価格競争はしない。品揃えやホスピタリティ、独自のサービスなどで差別化を図っている。

デパートについていろいろと調べていると「ブランド戦略通信」なるページの『デパート(百貨店)に関する意識について』というページにたどり着いた。
デパート(百貨店)に関する意識について | ブランドなんでもランキング | ブランド戦略通信│トライベック・ブランド戦略研究所 (japanbrand.jp)

デパートを利用する理由という設問があり、その選択肢は以下。
・店内の雰囲気が良いから
・店員の感じが良いから・対応が丁寧だから
・高級感・格式・伝統感じるから
・品揃えが豊富だから/商品が選びやすいから
・紙袋・包装紙が好きだから
・商品以外のサービス(外商サービスやコスメ、ファッションコンシェルジュなど)が魅力的だから
・専用のクレジットカードを持っているから・ポイントが貯まるから・割引があるから
・立地が便利だから(自宅が近い、通勤途中にあるなど)

なるほど、これはこの選択を自分たちのサービスに置き換えてみよう。

・店内の雰囲気が良いから
 ⇒WEBサイトがかっちょいい?
・店員の感じが良いから・対応が丁寧だから
 ⇒情報の発信やメールでの案内、オススメなどがわかりやすく丁寧?
・高級感・格式・伝統感じるから
 ⇒これもWEB等のデザイン的なポイントかしら?
・品揃えが豊富だから/商品が選びやすいから
 ⇒取扱案件の数や質、検索などのUI
・紙袋・包装紙が好きだから
 ⇒これはなんだろう、券面デザインとかチケット封筒とか?
・商品以外のサービス(外商サービスやコスメ、ファッションコンシェルジュなど)が魅力的だから
 ⇒弊社はチケット以外にもCD、DVDほか書籍、コスメも含めていろいろと販売しているが全体的な連携がイマイチ?
・専用のクレジットカードを持っているから・ポイントが貯まるから・割引があるから
 ⇒エルアンコールカードがあるが、これもローチケでしか有効活用できていない
・立地が便利だから(自宅が近い、通勤途中にあるなど)
 ⇒発券店舗(コンビニ)の身近さ

「?」ばかりなのは思いつきのためで、これをもう少し深堀する必要があるかなと思っている。

続く(多分)


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