退任のご報告とVかれっじに寄せる想い

目次
1. 退任のご報告
2. 退任によせて
3. これからの自分
4. 最後に


あけましておめでとうございます。
2022年は寅年のようですね。どんな1年になるのでしょうか。楽しみですね。

今年もしらかわVかれっじをよろしくお願いいたします!

1,退任のご報告
さて、新年早々ではありますが、私、金森匡吾は2022年1月4日を持ちましてしらかわVかれっじの事務局を退任いたします。
昨年の7月5日にプロジェクトへ参加し、8月9日に設立、10月から移住探求室が立ち上がり本格的な活動がスタートしました。12月27日には特別講義も開催し、しらかわVかれっじ内外からご参加いただき優秀の美とギリギリ呼べるほどの成果を残せたのではないかと思っています。
プロジェクトのスタートから約半年、とても早く感じました。その中で身につけたスキル、考え方が多くあり今後これらがどう活きるのかとても楽しみに思っています。
これからもしらかわVかれっじのメンバーではありますが、事務局としてはここで一区切りとなります。
ご支援、ご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。



2,退任によせて
良い機会なので、このプロジェクトに参画する前から今日までを振り返ってみようと思います。長くなってしまいますが、よろしければぜひお付き合いください。

このプロジェクトを見つけたのは、2021年の5月頃だったと思います。4月に大学へ進学し上京。「進学したら絶対インターンシップに応募しよう」と思っていた企業さんから、「今年はインターン生を募集しない」と言われた頃でした。
まちづくりを生業としたいと思っていた僕は、大学の進学先に都市政策やまちを学ぶ学部ではなくビジネスを学ぶ環境を選択しました。理由は、「学問としてのまちづくり」に違和感を覚えたからです。代わりに学んだ知識やスキルを活用して、やりたいことを実現するための力を身につけることにしました。
大学でまちを学ばない代わりに、大学以外の場所でまちに関わってまちを学ぼうと考えました。当初インターンシップの応募をしようと思っていた企業さんも、地域活性化に関する取り組みをされている会社さんでした。しかし、その会社さんで働くことができない。
そんな時に見つけたのが白川町での取り組みでした。自分のやりたいこととマッチしていましたし、0から1を生み出すことを体験できることに魅力を感じました。すぐに応募して無事に採用していただき、今日を迎えています。

実際どうだったのか。気になりますよね。
満足度で言えば90%くらいです。現地の人と会話する機会もありましたし、0から1を生み出すことも体験でき、そして何より地方のまちで働くことができたのは僕にとって非常に良い経験になりました。
残りの10%は、「まちに入ることができなかった」ことです。僕が進学先に都市系の学部を選択しなかった理由に、学問としてもまちづくりに違和感を覚えたからだと前述しました。私は地域の中で現地の人と会話して、現地のものを見て、実情を知ることにこそ「まちを学ぶ」意味があると思っています。これこそ「まちに入る」ということであり、インターンシップに求めることでもありました。
しかしこれは、リモートワークのためどうしようもない部分でもありました。僕が白川町に行くしかありません。他の地域で働いても同じことでしょう。その中でこれだけの経験をさせていただいた白川町には、とても感謝しています。



3,これからの自分
白川町でたくさん学ばせていただいたことを受け、これからの自分はどうなっていくのだろうかろ考えてみました。
答えは出ませんでした。
それはそうかなという気持ちが大半を占めている反面、答えが出なくて良かったと思う気持ちもあります。配慮せずに言いますと、この程度のことで答えが見つかってしまうようでは上は目指せないなと思ったからです。自分にはまだまだ経験が足りません。学ぶべきこともたくさんあります。そんな未熟な段階で見つかる答えは、すぐに頂点が見えてきてしまうのではないかと思っています。
自分に足りないものが見つかるように、これからもしらかわVかれっじに関わり続けます。しらかわVかれっじ以外でもたくさんの人に揉まれて、目指す答えのヒントをもらい続けられたらなと思います。



4,最後に
見えていない未来の自分とは反対に、今の私が自分の人生をかけて描きたいビジョンがあります。
”地元の力で地域を元気に”
まちづくりの中で最も重要なことは、つくり上げた環境が持続的に生き続けることだと私は思っています。今の環境を良くするための活動は多くの方が取り組まれていますが、少し先、遠く先の未来までその取り組みは生きているでしょうか。つながっているのでしょうか。
そんな地域のみらいづくりに関わっていけたらなと思っています。
詳しいことはまた別の機会があったらお話しますね。

長々と書いてはしまいましたが、いつかは白川町にもビジネスとして訪れることができたらなと密かに思っています。その時もしらかわVかれっじが残っているように、僕にできることは続けていきたいなと思います。


最後になりますが、改めまして、今日までご支援・ご協力をいただいた皆様、誠にありがとうございました。今後ともしらかわVかれっじをどうぞよろしくお願いいたします。

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