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いっぺん死んでみる〜今を生きるためのワークショップ〜

初めましての方、こんにちは。
白川悦子と申します。

わたしは5年前から「いっぺん死んでみる」というタイトルの生と死を真面目に考えるワークショップの開催を続けています。

白川悦子
臨床看護師歴25年。昨年までは現場で働くナースだった。
現在は婦人科診療に携わるコーチ・カウンセラーとして活動をしており、
”年齢を重ねても可愛らしく、自分らしく人生を謳歌する人”を増やしたいと考えている。


人はいつか必ず死を迎えます。これは医療が進歩しても絶対に覆すことができない事実。
そんなことわかってます!という声が聞こえてきますが、本当にわかっている人はいないように感じています。
なぜなら、実際にご自身の死を目前としたときに、後悔の言葉を口にする患者さんを嫌というほど見てきたから。
そして後悔をしない生き方ができている人が少ないという現実を知っているから。

加えてわたし自身のことをいえば、このワークショップに参加した時に雷に打たれたような衝撃を受けました。
看護師として人の死に近いところにいましたし、父を亡くした経験もあったけれど、それでも自分の死を自分事にとらえていないことに気付いたからです。

頭で理解するのと実際に経験するのは違います。知っているのとわかっているのは違う。自分の死を本当に体感したら、残りの人生の使い方が全然違ってくると思うのです。

死が怖い人、怖いから無いことにしている人、人生の終わりをぐるぐると考えてばかりで先へ進めない人、いろいろなフェーズがあると思いますが、多くの人にこれを体験して欲しいと考えています。



実際にどんなことをするの?


これ、どんなワークショップなのか
ちょっと説明させてください。

自分の死亡診断書を実際に見ることは絶対にできません

自分の死をリアルに想像してみるなんて普通はしません。
想像したとしても、もちろんその通りにはなりませんが、最期の時はどうありたいのかを考えます。自分は何故その死に方を選んだのかということを真剣に考えた時に、何を大切にしたいのかということが見えてきます。


次に臨死体験ワークをしていただきますが、これはアメリカのホスピスで働く人のために作られたストーリー。
発病して死を迎えるまでに何を感じ、何を手放すのかということを体感します。

大切なものを書き出すワーク

死を体感する中で感じることはそれぞれで、涙を流す人が多いですが
涙は浄化です。
泣く人のことをわたしは見守るだけにしています。
男性は感情を抑えて生きている方が多いので泣く方は少ないですが、たまにストッパーが外れて号泣する方がいらっしゃいます。
そんな時も、あぁ 泣けて良かったですね…と、遠くから見守っています。
泣くのが目的ではないですが、感情を出せる場があるのはのは幸せなことです。

大切なものを手で握って手離していく作業

この体験の後、出てきた気持ちを手紙にして綴る時間をとりますが、これが本当に温かい時間。
涙を流しながら遺書を書き終えた後の皆さんのすっきりした笑顔がいつも印象的です。


病気や死についての講義もします。


延命治療やアドバンスケアプランニング(ACP=患者さんを主体に医療従事者や家族が意思決定をするための人生会議のこと)についても触れます。
病気によって死のパターンは決まっていますが、こういう話は看護学部でも教わりません。
医学部でも取り扱わないそうです。


ご自身のことだけではなく、ご家族の闘病や介護の問題に直面した時に役立つ知識は山のようにありますし、知らないから後悔してしまうことがないように。
ご質問を頂いたことには、看護師の経験からお話させていただきます。

先日、ご夫妻に参加いただいたのですが、お互いに大切なものを理解し合う時間がとてもあたたかいものになりました。
人生の最期をどうしたいのか、どうしてもらいたいのかを確認し合ったり、
伝えたい言葉をお互いが知る機会になります。

結婚した時に愛を誓いあっても、その後は忙しい現実に流されたり、言葉で伝えることが面倒だったり照れくさかったりで、お互いの本音がわからなくなっているケースも多いと感じています。

ご夫婦での参加、加えて親子での参加、
大切な方との二人での参加もお勧めします。

なぜこのワークショップを続けているのかというと


これまでに200人くらいの方に体験してもらいました。

続けている理由を簡単にいうと、死について考える事は生を考える事だからです。

今を精一杯生きよう!と言っても、実のところは何をすれば良いのかわからない人が多いと思うからです。
明日が人生の最期の日と毎日思って生きられたらそれこそ後悔のない人生が送れるのでしょうが、そんなに切羽詰まって毎日生きられる人はいません。

このワークショップは、「自分が今握りしめているもの」や「気付いていない本当の望み」がはっきりわかります。

また、大切な人とのお別れで癒されない心の隙間がある人や、死が怖い人にもぜひ受けていただきたい。
これから先、親を見送らなければならない人にも受けておいてもらいたい。

どれもこれも、最期の時に後悔しないために。



参加された方の感想


すごいなぁ…って思った!
悦ちゃんの職歴や経験が活かされてて さりげなくたんたんと説明してくれる中に厳しさも優しさもあって 現実と向き合う覚悟も、今から……という背中を押す強さもたくさん感じたよ
私は また参加したいと思う
日を置いて また参加することで
考えが整理されていくと思うので……
その時はよろしくお願いします
                 (  50代 美容師)

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思っていた以上に自分の心が浄化される時間になりした!☺️
"自分や大切な人の死をどんなふうに迎えたいか?"
"そして、いつか必ず死を迎えるけど、どんな人生をこの先送りたいか?"
を考え、自分の中でどんな感情が湧き上がってきたか、どんな気付きがあったか、を味わうことができ、とってもハートフルで切なくて穏やかな気持ちになりました。
時には笑い、時には涙を流しました。
様々なアイデンティティを持った参加者の方々とのシェアの時間や一緒にその場を共有できたのも、有意義で運命的でした😌✨
やれることは元気なうちにじゃんじゃんやろう❣️
あらためて、そう決意しました☺️✨
     (20代 主婦)

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限りある命を体感できたことや、改めて大切な人への想いを感じ、言語化することができた貴重な体験でした。感謝が溢れる時間でした。ありがとうございました!
     (30代 会社員・コーチ)

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悦子さん、皆さま、本日はありがとうございました。
自分の大切なもの、ことを見つめる時間。
そして、ご一緒できた皆様のお考えを聞く時間。
悦子さんのお話を聞く時間。
すべて貴重で学びになりました。
ありがとうございました。
多くの方々に受講をお勧めしたい内容でした😊帰宅して、少しだけ家族を見る自分の目線…声かけが変わったような気もします。
     (40代 看護師)

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毎日とても忙しくあわただしく過ぎていくのだけど、昨日も教えてもらった。
明日は、来ないかもしれない。と
だから
今、会いたかった人に会い
今、やりたかったことをやって
今、行きたかった所に行くのだ
いっぺん死んでみる今日を生きるためのワークショップへ
ここでは自分の最期に会えるのだ
参加したのは3回目だけど毎回、違う感情がわいてくる
やっぱり私は、にやにやしながら旅立ちたいな
子供たちに、「お母さん、幸せそうに死んでいったね」そう言われたい。死ぬことを見つめると、どんなふうに生きたいかが見えてきた。
悦子さん、皆様、ありがとうございました。
     (50代 訪問看護師)

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今まで、生きることが精一杯でただただ目の前のことを毎日こなしていた日々。そんなときにこのイベントを知り参加しました。
今まで味わったことのない気持ちや想いがこみ上げてくる。そんな印象でした。短い時間であっても、いっぺん死ぬということ考えたとき、自分の生きる中で関わる人たちや過去の経験が蘇り、最後はただ感謝の気持ちだけが残りました。生きる中で時間に追われていたからこそ必要だと。また定期的に受けて自分を味わいたい。そう思いました。本当に悦子さんのあたたかな言葉と雰囲気に包まれたからこそ冷静に考えることもできたと思いました。本当に悦子さんありがとうございました。
     (40代 主婦)

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先日は貴重なお時間をありがとうございました。あのワークショップのお陰で“当たり前”はないと再度確認する事が出来て、平凡な生活にありがたさを感じ、これから残された時間がますます楽しみでなりません。

大げさかもしれませんが、今までよりも死を身近に感じ、だからこそ生きる事への姿勢が変わり始めました。えっちゃんの今回のワークショップはそんな私に更なるエネルギーを注いでくれて、自分の大切にしていることや現実的な課題など、色々と考える時間でありました。その中でも、私の一番の発見は自分にとって大切な人が自分を同じ様に大切に想っていてくれる奇跡でした。家族、友人、子供達そして、旦那さん。本当にラッキーな私です。旦那さんとは来年で結婚して10年になります。これからも彼の存在に感謝しつつ、思う存分味わっていきたいなぁなんて思います。こうやって死を意識する事によって生きる事の美しさを体感し、人生がより深く味わい深いものになるのかなと想いました。参加して良かったぁ!年に一回ぐらいのペースで参加したい!!これからも、“あちらに行くときは本当に何ひとつ持っていけないよ!!”を心に、軽やかに私のありのままで生きていきたいとおもいます。
えっちゃん、ありがとう!!
     (40代 主婦)

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ありがとうございました!
とても貴重な体験をさせていただきました!
手放すことに涙が出るほどの大切な人やモノが、今の自分にもあるんだなと実感できました😌
気持ちや思いを今のうちから伝えておくことの大切さをすごく実感したような、胸の奥が熱くなるような感覚がありました!!
この感覚を大切に、明日からの生活でも思い返して、辛いことや痛みも含めて大切な人に伝えていきたいと思います🌈ありがとうございました☺️🍀
     (30代 会社員)

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悦子さん、とても良い体験をさせていただきました。
わかっているのに、カードに書いたもの1枚くらいは残せるかなと思ってしまって、なかなか手放せないでいました。
今の自分と向き合うことも出来て、明日から気持ちを新たに進んでいけそうです。ありがとうございました😊
     (40代 ペットブリーダー)

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えっちゃん、さっそく帰ってから夫に感謝を伝えました☺️
そして、ワークを通して、
やっぱりそうだよなと背中を押してもらった気がします。両親にも体験してもらいたいな。
     (40代 研究員)

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えっちゃん、今日はありがとう😊
最後の死生観まで普段考えない事をワークを通して考えたり感じられてとても良かったよ!死んでみて分かった事たくさんだ!
     (40代 教師)

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えっちゃん、先日はワークショップに参加させていただき、ありがとう😌
祖母が亡くなったばかりだったのもあって、悲しい気持ちを思い出したりもしたけど、同時に、このタイミングで参加できた意味も感じています✨
ワークショップに参加したことで、改めて自分の人生の大きな目的というか、私自身が何に幸せを感じるのか、何を大切にしたいのかを考えることができました。
自分の周りにいる人を大事にしたいと思えたし、会いたい人に会ったり、家族との時間を大事にしたり、できることをしようと思って、今ひとつひとつ行動しているところです✨
えっちゃんと出会えて、このワークショップに参加できたこと必然だなぁと感じるし、このご縁に感謝の気持ちでいっぱいです❤️
このワークショップを必要としている人、たくさんいると思います✨
     (40代 ライフコーチ)

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悦子さん、今日はありがとうございました😊
日ごろ考えないとなぁ…と思いながらも避けていたことに向き合うことができて良い時間でした。さっそくあの後彼にもワークショップで感じたことや気づいたことを話しました。
私は悦子さんの可愛らしさにとっても憧れていましたが、今日はキリッとされていてさらに魅力的な方だなぁと憧れの気持ちが強くなりました。
     (30代 会社員)



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