詩「あっちの組とこっちの組と」

2023年5月12日 04:00

ぎすぎすした空気が
街にあふれている

あたたかい服きた母親が
わが子だけはと
目をそむけた先に

さむい服をきた若者は
なぜ自分だけはと
刃物をにぎる

あっちの組と
こっちの組と
わけっこしたのは
わたしたち

あなたの守りたいその子は
あなたが目をそむけた若者の手で
明日
殺されるかもしれません

〜創作日記〜
今となってはあまりこういう詩は書きません。それが良いのか悪いのかはわかりませんが、いろんなこと、受け入れたというよりは、諦めたという方がピッタリくる気がしますね。

イラスト：hamahouse様

新人さんからベテランさんまで年齢問わず、また、イラストから写真、動画、ジャンルを問わずいろいろと「コラボ」して作品を創ってみたいです。私は主に「言葉」でしか対価を頂いたことしかありませんが、私のスキルとあなたのスキルをかけ合わせて生まれた作品が、誰かの生きる力になりますように。