詩「夢の入り口」
高いところから見下ろして
くちべにオバケはものをいう
未来の子どもにユメとキボウを
くちべにオバケは繰り返す
繰り返しすぎて舌をかんで
血まみれの口に腹を立てる
涼しいところから見渡して
おしろいオバケはものをいう
次世代の子どもたちにミドリをのこそう
おしろいオバケはキーボードを叩く
叩きすぎて熱くなっちまって
具合の悪い機械に腹を立てる
オバケたちはものをいう
本物の血を流さずに
本物の熱も知らずに
鏡をさがして くちべに直して
トイレをさがして おしろい直して
ひとりを嫌って群がって
お化けは増える
どんどん増える
高いところと涼しいところに
未来の子どもよ 次世代の子よ
あの高層ビルをぶっこわせ
そこが夢の入り口だ
新人さんからベテランさんまで年齢問わず、また、イラストから写真、動画、ジャンルを問わずいろいろと「コラボ」して作品を創ってみたいです。私は主に「言葉」でしか対価を頂いたことしかありませんが、私のスキルとあなたのスキルをかけ合わせて生まれた作品が、誰かの生きる力になりますように。