詩「微睡の時（まどろみのとき）」
たくさんの薬のせいでしょうか
睡魔がぼくを襲います
たくさんの眠りのせいでしょうか
睡魔がぼくを襲います
眠りのむこうへ溶け込みまして
いたずらに時を費やしてみても
甘いだるさの見返りに
夢の哀しみが増えるだけ
たくさんの思い出のせいでしょうか
睡魔がぼくを襲います
たくさんの誘惑のせいでしょうか
睡魔がぼくを襲います
あなたが思うほどマトモでもなく
あなたが思うほど強くもなく
死への幻想に誘われて
今日もまた ひとりぼっちの
ぼくを睡魔が襲います
Could it be because of all the medicine
that sleepiness overcomes me?
Could it be because of all the sleep
that sleepiness overcomes me?
Even if I blend into the other side of sleep and waste time in vain,
in return for the sweet lethargy,
the sadness of dreams only increases.
Could it be because of all the memories
that sleepiness overcomes me?
Could it be because of all the temptations
that sleepiness overcomes me?
I am neither as normal as you think nor as strong as you think.
Enticed by illusions of death,
once again today,
sleepiness overcomes me,
lonely as I am.
〜創作日記〜
あまり悲しい詩や
悲しいメッセージを書かないようにしているのですが、
言語化することで
自分の心に寄り添う日もあります。（ずいぶんと昔の詩ですね）
新人さんからベテランさんまで年齢問わず、また、イラストから写真、動画、ジャンルを問わずいろいろと「コラボ」して作品を創ってみたいです。私は主に「言葉」でしか対価を頂いたことしかありませんが、私のスキルとあなたのスキルをかけ合わせて生まれた作品が、誰かの生きる力になりますように。