フォローしませんか?
シェア
キミはまだ 多くを知らなくていい 砂場で遊ぶキミの背に ボクは語りかける 砂の中にガラスの…
歩くのをやめないで ながれる なみだは 歩いていれば うしろへながれる 走るのをやめないで …
涙を流す 場所を探してから 涙を流す ここなら泣ける、かな 部屋のすみのもっとすみっこ ドア…
そんな日は来ないよね わかっているけれど 夢をかたろう キミの耳もとで それで 今日一日生…
夜空の階段に 色はない あるのは形と とうめいなステップ そこに 階段があると信じて 一つず…
火山のうえの 島国よ だれのものでもない 島国よ 白い鳥は さわがしく くぁーくぁーと 鳴いて…
若草色のマフラーのきみ 赤い鼻したマフラーのきみ 左腕はいつものポーズ ちょっときどって腰にあて 口もとはにーっと笑ってた ぼくを見つけて笑っていた 雪をふみしめて歩いてきて ぼくの三歩前でいうんだ やぁってね ローマ字っぽく YAってね 若草色のマフラーのきみ 赤い鼻したマフラーのきみ 右腕をのばして ぼくの方へ さぁ、行こうか きみの口癖 #詩 #人生の詩 #言霊さん #言霊屋
まだ見ぬ富士よ 富士山よ ふもとで おまえをながめても 見たと きもちはわかぬだろう まだ見…
ひとりの時間 しいんとしてる 空気の びいんとしびれる音も ちゃんと こまくに とどいてる …
もう心配しなくていい 言葉は少しの間 迷子になって キミに届かなかっただけ もう顔を上げて …
あなたを殺した命日に どぶ川の土手に咲く花よ 足を止めて眺めてしまうのは あなたを想う心の…
ぼーっとひろがる 空かと思えば そこは ただただ おしだまる海 朝もやの中 踏み出せば あち…
とびたい あの頃みたいに とびたい 力強く もう何年も前のこと ただ 引きずっているだけの 馬…
ぼくが詩を書くとき なんにだってなれると思っていた 鳥にだって 猫にだって 犬にだって 草をかき分けて進む 大人じゃなくて 草に埋もれて泣き出す 子どもの気持ちも わかるはずだと信じていた でも ぼくが詩を書くとき 神様になれるはずはない 鳥はそっぽをむき 猫は逃げて 犬は牙をむく 草をかき分けて進むつもりが 草の名ひとつわからずに 草の中でひとり途方に暮れる ぼくが詩を書くとき #詩 #人生の詩 #言霊さん #言霊屋