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介護職員初任者研修14日目

こんばんは40代独身ニートのシラカバです。
今日(日付変わって昨日)は初任者研修14日目。ラスト3日となりました。

初任者研修もいよいよ大詰め、かなり実践向きの講義となります。これまで学んだ内容を網羅した総合的な内容、総まとめみたいな感じです。おそらく実際に介護職に就いてやるべき(直面すべき)内容を実技を通して学んでいきます。

利用者(介護される人)が何を望んでいるのか。
それに対して介護職はどうアプローチしていくのか。

そのためには利用者の正しい情報を細かく知ることが大事だし、客観性をもって見る必要があるし、その情報をどう生かしていくかがポイントとなります。まさに実践、激ムズです。


そしてケーススタディのグループワークの時間がやってきました。
恐れていた、皆の前で一連の流れをお披露目する時間です


グループワーク。私のグループは20歳の女の子2人といつも隣に座っている23歳の男の子、そして私(43歳)の4人組。20歳の女の子のうちの一人は現在介護の仕事をしている子。しかしいつも居眠りこいてる天然女子。はっきり言ってまったく”あて”になりません。

うちのグループはほぼ素人集団でほかのグループに比べて明らかに弱小チームです。ずば抜けて年長の私が頑張らなければいけないんでしょうが、私は40代独身ニート。彼女なし友達なし金なし。あがり症でメンタル弱小、理解力弱小、記憶力弱小、包容力皆無のいわゆる「ポンコツ」です


1人は利用者(介護される人)
1人は介護職/前半部分(介護する人)
1人は介護職/後半部分(介護する人)
1人はアドバイザー(介護職が行き詰ったら助言する人)

チーム構成はこんな感じ。これをじゃんけんして勝った人から割り当てていきました。私は2番目に勝ちました。

一番嫌なのは利用者役です。基本”されるがままの状態”なんですがモルモット状態になるから恥ずかしいし、最後に質問攻めにあうので嫌なんです。なんだか嫌な汗をかきそうで怖いです。

次に嫌なのは介護職。今まで実務講習で学んだことをやっていくのですが、人前でやるのは緊張するし、おそらく頭が真っ白になってパニックになります。声かけでは声も震えるし、手も震えるでしょう。二人が前半後半と協力するんですが、やはり避けたいところ。

おそらく一番マシなのはアドバイザー。介護職が間違ったり手が止まったりした時だけがアドバイザーの出番なので一番影が薄いし出番も少ないし、何といっても第三者的立場でいられるので緊張することも少ないだろうから。


じゃんけんで一番に勝った23歳男子は介護職役を選びました。

「ラッキー!!」

私は心の中で叫びました。

そして次に勝った私はアドバイザーを選びました。一番楽な役です。すべての流れや正しい介助方法を頭に入れとかないといけない役ですが、恥ずかしい思いはしなくて済みます。緊張しなくて済みます。それを最年長の私が選びました。

「助かった。。。」

私は心の中でつぶやきました。

あとは女の子が利用者役と介護職役。皆さんの前でのお披露目も他3名の頑張りのおかげで何とか問題なく終えることができました。私の出番もそれなりにあり、はた目から見たらそこそこ活躍したように見えたと思います。

「よかった、うまくいった。。。」


20代前半の若い男女がしんどい役をし、40代の私だけが一人楽をしました


情けないね。

でも嫌な思いはしたくない。情けないけど、申し訳ないけど。

恥ずかしい思いはしたくないんだよ。


明日も似たような講義内容だと思います。また皆の前でお披露目するグループワークがあると思います。明日はどうやって乗り越えようか。明日はきっと最後の「つらい戦い」が待っていると思います。

明日さえ乗り越えたら。。。


非情になって明日も乗り越えてやる。

申し訳ないけど。鬼になってやる。








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