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コロナの混乱の中で書き残こしておきたいこと

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コロナの混乱の中で、声を発しても「混乱を招くだけ」だと叱責される。けれど、覚えておこう。何に困り、何を考え、何を欲したかを。今、間違った政策をとった責任者はじわじわと発言を変えて…
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詩「いいお母さん」

詩「いいお母さん」

私はすこぶる評判のいいお母さんで
私を知る人は口をそろえて息子に
「いいお母さんでよかったね」と言う
「お母さんの子どもでよかったね」と言う
 
息子の答えは
「ぶー」だ
私の息子が言うのだから
息子が正しいに決まっている
だけど
息子の「ぶー」が届くことはない
 
ある朝私は、息子をぶった
息子は会う人会う人に
ぶたれたことを訴えた
ある友人は
「そんなはずはない」と言った
ある友人は
「もしそ

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詩「コロナ」

詩「コロナ」

コロナだった
一日で高熱を発した息子28歳と
一日遅れでじわじわと熱が上がり始めた59歳の私は
歩いていけるクリニックで検査を受けた
「やはりコロナですね」
医師はそう言って紙を取り出し説明を始める
私は立っているのもやっとで、これがあの有名な倦怠感なのかと思う
医師の説明は簡単で「ここに登録をして、ここに電話して、8日間は家に居てください」とのことだった
この状態で自分で登録をしろと
コロナでな

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今日は海老原宏美さんの話をしたいのにケアラーがコロナになった話しになった

今日は海老原宏美さんの話をしたいのにケアラーがコロナになった話しになった

12月24日は海老原宏美さんが旅立った日だ。もう一年経つ。聡明で明るくて優しかった海老原さんを失って、今も惜しむ声は大きい。海老原さんの意思を継ごうという方も多いしその仕事を応援もしたい。けれど、海老原さん、やはりあなたは唯一無二の人でした。

この一年で私は何度、天を仰いで海老原さんの名前を呼んだだろう。困り事がある度に。

正直に言うと今もそう。

12月21日次郎が39.2度の熱を出し、歩い

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