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CEOが直接教える"カルチャーの読み方"

こんにちは。あっという間に2024年も2月になってしまいましたが、皆さま元気でお過ごしですか?
私は年明け早々コロナに罹患し会社を休みました。おみくじは大吉だったはずなのに…😂

今年は仕事のことなどを少しずつ外に発信していこうと思い、ここ数年はすっかり距離を置いていたSNSのいくつかをアクティブにさせてみています。
というわけで、note1記事目は入社エントリから。


クラスター株式会社に入社しました

人事企画担当として、今年の1月からジョインさせていただきました。これまで様々なご縁に恵まれながら何度か転職をしてきましたが、人事の肩書きでお仕事をさせていただくのは今回が初となります。

入社前から続けている活動について

とはいえ人事企画領域での経験がゼロというわけではなく、これまでも主に経営企画ポジションから組織開発や研修企画等のプロジェクトを担当する機会がありました。その他、現在も社外のコミュニティを通じていくつか企業様で社内研修の設計や運用サポートをなどに関わらせていただいています。

その中で「組織のMVVから、チーム・個人単位のMVVを考えてみる」という内容でワークショップを実施することがあるのですが、これは企業の人事担当者様にも高い評価をいただくことの多いコンテンツだったりします。

個人にとって組織のMVVとは

上記のワークショップは、最終的に組織の強度を高めることに寄与します。
個人と組織のパーパスはそれぞれ異なりますが、その重なりが労働⇄報酬のみになってしまうのは中長期で考えると健全とは言えないですよね。

その重なりを増やすには、まず個人と組織の相互理解が進まなければ始まりません。が、相手を理解する以前に普段身を粉にしながら働いている社会人が皆々そろって自己理解を常に深化できているかというと自分も含めNOなわけです。

そもそもパーパスは動的な要素も多く、定期的なメンテナンスが必要なものなので、組織側からそういった機会提供する価値は高いと思いますし、このような認識は特にGoogleの調査結果が注目を浴びて以降、世間に大きく広がったかと思います。

CEO加藤さんがする話

クラスターでは、新入社員に対して必ずCEOである加藤さんがMVVについて直接話をする時間があります。オンラインではなく、必ずリアルで。
小さなテーブルをその月に入社した数人と囲み、創業者から純度100%の熱がこもった話をきけるというのは、ベンチャーとはいえ贅沢な話です。

クラスターのMISSION・VISION・VALUE

そして自身のことを構造厨というだけあって、MVVのストーリーや設計も聞いてて心地良くなるほどに納得感があり、さらには現在のVISIONを達成した先の構想ついても面白おかしく話をしてくれました。

企業の文化とは何か

HARD THINGSなどで知られる、本当はラッパーになりたかった投資家ベン・ホロウィッツが著書の中でこんなことを言っています。

社員がこれらの質問にどう答えるかが、その企業の文化なのだ。

トップがいないところで人々がどんな判断をするかこそが、企業文化というものだ。

社員が日々の問題解決に使う一連の前提が、企業文化だ。誰も見ていないときにどう行動するかが、企業文化なのだ。 文化は一度の判断ではない。長年のさまざまな行動が積み重なるうちに自然にできあがる決まりごとなのだ。

こうした行動をすべて、ひとりの人間がつくり出したり、行ったりするわけではない。文化をデザインすることは、組織の行動をプログラムすることだ。

WHO YOU ARE|君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくる

この書籍は加藤さんが好きな本のひとつで、会の最後に「"cluster cultureの読み方"を教えて終わります」と言い、この本が示す内容を自社に置き換えてどう使うかについて話してくれました。

  • MVVの要所にも掲げている加速を実現していくには、組織内の意思決定速度をいかに早めていくかが本当に大事だと思っていること

  • リーダーが不在でも意思決定をしなければならない時に機能する指標として"cluster culture"というステートメントをつくったこと

  • 何か判断に困った時はこれを見て決めて欲しい。きっとどれかには当てはまるはずで、その行動がクラスターの価値を加速することに繋がるということ

会社のいろんな場所に貼ってあるステートメント"cluster culture"

「なるほど。それで"読み方"か」と腹落ちすると同時に、組織のカルチャーをこういう切り口で表現できていることが美しいなと思いました。
あくまでこれは個人が組織で活躍する為のツールであると認識できれば、トップダウンで降りてきたよくある社員の心得といった印象のものとはかなり見え方が変わってくるようにも思います。

あとがき

少し長くなってしまいましたが、この話が入社して1ヵ月過ごした中で一番印象に残っているエピソードということもあり、書かせていただきました。

今年のクラスターは”GO GLOBAL”がテーマ。
英語版コーポレートサイトも公開され、もっと海外の方にも楽しんでもらえるサービスにしていけるよう、積極的に採用活動を行なっています。

五反田エリアには美味しいお酒や食べものがたくさんありそうなのですが、まだ全然開拓できていません。そうです。口実やきっかけが必要です😂
なので近くにお越しの際は、ぜひお声がけください。ご無沙汰している方も、ご連絡お待ちしています。


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