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きのうの日記_2024年7月10日

この日記は、翌日振り返って昨日を書く、交じり行きかう日記


きょうの日記は、だいぶ分量が少ないかもしれない。というのも、きょうは在宅2日目で、ヘタをすると昨日の焼き直しのような1日になる。

朝方は晴れていたが、午後・夜につれて、雲行きが怪しく、寝付く頃には上空で雷が鳴っていた。これは明日も雨か曇りかなのだろうか、と思った。

ヘッターの写真は、昨日見た青い野草・ツユクサの新しい花を撮ったものだ。予想通り?、きょうも咲いてくれた。しかも、昨日より多く花開いているようだった。庭を見ていると仕事にならない。ずーっっと、ぼーっと、荒地の妙を見ていたくなる。

引っ越す前に、横浜市民図書館で借りたジル・クレマンの「動いている庭」を途中まで読んだが返却日までに間に合わず、泣く泣く返した。荒地こそ可能性、であることだなぁと、今日も草むしりは延期だ。ツユクサを間違って伐採しないように、かの形態をじっくりと見た。これは毟ってはダメ、と念じる。


このあたりは野鳥の数も種類も多い、いつも囀りが美しい、と繰り返し書いているが、先日の午後、表の街道を歩いている時に電柱の上を旋回するツバメの大群を見て大いに驚いた。こんなにこの人たち?が群れているところを見たことがなかった。コウモリの間違いではないかと凝視したが、どうもツバメであっているようだった。

そしてきょうの午後は、なんと背後の森から、ひぐらしの声が響いてきた。1日在宅で、初めて外に出たのが、午後の郵便受けチェックだったのだが、あの凛とした声は間違えようがなかった。「え、・・・もう!?はや!」と「さすがの自然環境・・・」という感想が行き来して忙しかった。全く風情がありすぎてたまらない。思わず、人通りが少ないここで人影を探してしまった。「あれ、聞きました?もうひぐらしが鳴いているんですね?」とでも話しかけたかった気がする。誰もいなかった。

明日は出社日だ。

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