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結婚して良かったこと(後編)

はじめに

前編ではなぜか結婚前同棲における注意点の話が主になっていました。
ここからの内容は結婚によって得した話になっていきます。

①慶弔祝、慶弔休暇

まず結婚したら会社から3万円貰えました。
そして有給を5日間(1週間分)丸々貰えました。

祝い金の額や有給日数は多少は前後すると思いますが、だいたいの会社であればこれに近い形で貰えるのではないでしょうか。
特に有給については最高で、当然この休みを使ってフィリピンのセブ島に行って参りました。

なお、月曜スタートで9連休にすると業務への支障が大きかったので火曜スタート月曜終わりの7連休を取りました。旅行自体は4泊5日だったので火曜出発で土曜に帰ってきて、日曜、月曜は家でぼーっとしてました。

~有給明け初日(火曜日)~
上司「何泊で行ったの?」
ワイ「4泊5日です」
上司「何曜日に帰ってきたの?」
ワイ「土曜日です……」
上司「ふ~ん」
ワイ(画像)

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わざわざタダで貰える有給を減してやる義理もないので皆さんも慶弔休暇は毟れるだけ毟りましょう。

②合法的に二次会を断れる

同期がちょっとウェイ入ってる感じでノリが合わないのになぜかオタク君である私を二次会に誘いたがるタイプだったので、二次会を断っても「ノリ悪いなぁ~~~」みたいな扱いをしてきたのですが、なぜか結婚してからは「妻が家で待っているから」というと「そっか……そうだよな……」とすんなり諦めてくれるようになりました。
そして私はその足でゲーセンに行って格ゲーをやりました。

子供がいるわけでもないので同棲中の段階で同じ理由が使えても良いと思いますが、なぜか彼にとっては彼女か妻かで扱いが変わるようです。

とはいえ「家で妻が待っているので」と言えば大概の二次会を合法的にキャンセルすることが可能です。
実際本当に待っているので行きたくても行けない時もあるのですが、事前に話しておけば承認が降りる妻なのでどちらかというと「家で妻が待っているので」というセルフレッドカードが役に立った場面の方が多いような気がしています。

③お賃金上昇

今となっては前職になりますが、なぜか世帯を持つと毎月2万円手当がつくというぶっこわれ制度が存在していました。

特に結婚したからといって仕事に身が入るわけでもないのにええんか?

という気持ちでいっぱいだったのですが、この制度に気づいてからわざわざ世帯主を私に変更して退職までの間2万円貰い続けました。
今の会社は特にそういう制度はないので世帯主は妻に返上しましたが、この制度はしっかり調べておくことをオススメします。

特に「結婚することは決まってるけど半年後が記念日だから待つ」という方がいたら半年間金を貰うか、良い感じの日付にするかを検討すると良いと思います。
結婚してから日付は変えられないので結婚記念日というものはプライスレスだとは思いますが、私はすぐさま結婚して会社から金を毟る派です。

④新婚旅行、結婚式は意外と良かった

これは偏見かもしれませんが、結婚式と新婚旅行は妻はノリノリなのに対して夫はそこまでノリ気じゃないことが多い気がします。

私も「そんなに金掛けてやらんでええやろ~」と考えていたのですが、実際蓋を開けたらそんなに金掛かりませんでした

・新婚旅行
今はこんなご時世なので海外旅行は難しいですが、新婚旅行といえば海外にいくのが主流だと思います。特に社用携帯を持たされている営業は海外逃亡しないと長期休暇を取っても気が休まりません。

前述の通りフィリピンのセブ島に行きました。
・現地最高級ホテル(全日朝食付き)
・プールから徒歩10秒の貸し切りコテージ
・丸一日掛かるボホール島(離れ小島)ツアー
・スキューバダイビング体験
・飛行機代込み
・ポケットWi-Fi 5日分
で一人頭12万円くらいで済みました。

ヨーロッパ、アメリカに足を踏み入れたことのない私ですが、新婚旅行の為に貯金してから結婚するよりは先に結婚して新婚旅行で東南アジアに行って、金が貯まったら欧米に行った方が気楽やなぁと考えております。

ちなみにフィリピンは物価が激安なのでタクシー使い放題、飯食い放題みたいな状態でした。
タイでもそうでしたが、東南アジアは結構ハイレベルなライブがバーで行われているのでそれを聞きに行くのが毎度楽しみな恒例行事になっています。
現地にはゲーセンもあり、キャミィにも会うことができました。
ボタンとレバーがほとんど逝ってて何もできませんでしたが……

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・結婚式
これは派閥が分かれるとは思いますが、貯金ほぼ0のまま結婚に突入した私は祝儀込みでも100~200万の持ち出しが必要になると言われる披露宴はしたくないなぁと思っておりました。
結果、結婚は神社での神前式で披露宴はなし、その代わり共通の友人が小規模な飲み会貸し切りパーティを開いてくださることになりました。

友人は合わせて40人ほど来てもらいましたが、披露宴なしの為、祝儀もなしでお呼びしたので気兼ねなく誘えました。
トータルで30万円弱くらい掛かりましたが、親戚のご祝儀のみでペイできたので実質無料で結婚式が挙がってしまいました。

この価格なら友達や親にも晴れ姿的なものを見せられて、親戚の挨拶も済んで割に合うイベントだったなぁと満足しております。

使ったサービスはここには書きませんが、和婚をご検討の方はご相談ください。

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最後に

これは単なる一例ではありますが「結婚って意外とメリットがあったり、低予算でできたりするよ。」という話です。

個人的には「とりあえず籍だけぶっ込んどこ!」という考えだったので悩むことはなかったのですが、「この人ならいけるやろ!!!」と思ってさえいれば金だの何だの「将来が不安」みたいな理由で結婚を尻込みする必要はないと思っています。

むしろ花嫁選びという手間の掛かるイベントが決まって、後はレールに沿って生きていくだけというお気楽な気持ちで人生を歩めるようになります。

「結婚は人生の墓場」と言いますが、墓場みたいな人生から復活できるパターンもあるので身構えずにいきましょう。

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